末妹「赤いバラの花が一輪ほしいわ、お父さん」(最終章と後日譚)
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463: ◆54DIlPdu2E[sage saga]
2017/02/26(日) 23:51:17.05 ID:u5aqlIxc0
(野獣(屋敷で獣の姿で目覚め、30年間暮らした中で))

(野獣(私も相当、身勝手な振る舞いをして来た……罪と呼んでいい))

(野獣(気まぐれで旅人を助け……何も知らない彼らがバラを折ったらどうなっていたかわからないのに))
以下略 AAS



464: ◆54DIlPdu2E[sage saga]
2017/02/26(日) 23:52:27.47 ID:u5aqlIxc0

※ここまで。一気に、と言いつつ後で出す予定のシーンをここで挟みたくなった…なのでsage更新です※


465:名無しNIPPER[sage]
2017/02/27(月) 11:35:40.12 ID:uuiH64PZO
乙です


466:名無しNIPPER[sage]
2017/03/10(金) 23:39:51.02 ID:bjl/fpKvO
待ってる


467: ◆54DIlPdu2E[saga]
2017/03/12(日) 01:36:24.05 ID:bgu+yfMr0
……

師匠「王様……国王陛下」

王「……なんだ、貴様か」
以下略 AAS



468: ◆54DIlPdu2E[saga]
2017/03/12(日) 01:37:41.94 ID:bgu+yfMr0
王「俺を王にしたのが一番の間違いだ」

師匠「……」

王「ふん、わかっている、王になってからの振る舞いを言っているとは」
以下略 AAS



469: ◆54DIlPdu2E[saga]
2017/03/12(日) 01:39:25.02 ID:bgu+yfMr0
王「人一倍ひ弱な赤ん坊だと知った時から、新たな子供を成さねばと思ったが、妃には拒まれた」

王「あの女はもともと義務で世継ぎを産んだのだ、身籠り、産むという苦痛を、俺相手にこれ以上は味わいたくなかったのだろう」

王「だったら期待するのは孫しかないだろう?」
以下略 AAS



470: ◆54DIlPdu2E[saga]
2017/03/12(日) 01:40:31.41 ID:bgu+yfMr0
王「……ふむ、魔法使いとしての罪か」

王「くくくく……本当に馬鹿馬鹿しい、全てはくだらない……はーっはっは……」

師匠「何がそんなにおかしいのだ」
以下略 AAS



471: ◆54DIlPdu2E[saga]
2017/03/12(日) 01:42:53.09 ID:bgu+yfMr0
師匠「我々でさえ直接顔を合わせることは滅多にないお方ではあるが」

王「そして小国王家の監視者の長でもある」

王「子子孫孫が自分の教えを忘れ去っても、自分の願いとは異なる振る舞いをしても、見守るだけで放置せよ、と」
以下略 AAS



472: ◆54DIlPdu2E[saga]
2017/03/12(日) 01:43:49.21 ID:bgu+yfMr0
王「挙句の果て、今こうして民の反乱に屈し……死を待つ身になった」

王「王妃も、同じように死んで行くのだろう?」

師匠「……ああ」
以下略 AAS



473: ◆54DIlPdu2E[saga]
2017/03/12(日) 01:45:16.26 ID:bgu+yfMr0
王「……なんてな、俺の遺言をあれに伝える義務は貴様にはない、好きにしろ」

師匠「……」

王「またその顔か」
以下略 AAS



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