末妹「赤いバラの花が一輪ほしいわ、お父さん」(最終章と後日譚)
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446
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◆54DIlPdu2E
[saga]
2017/02/05(日) 17:40:10.83 ID:51bwU4QR0
師匠「その矢先、王女の兄さえも父親に先立ち逝ってしまった、理由は知っているか?」
王子「……一番上の伯父は事故で、とは聞きましたが、詳しくは」
師匠「彼は部下や下々の者にも思い遣りのある人物でな」
以下略
AAS
447
:
◆54DIlPdu2E
[sage]
2017/02/05(日) 17:40:53.41 ID:51bwU4QR0
※小休止。続きは数時間後に※
448
:
◆54DIlPdu2E
[saga]
2017/02/05(日) 21:09:17.68 ID:51bwU4QR0
王子「それもまた……当人達の想いは置き去りにして」
師匠「……」
師匠「正直……周囲も、人柄や適性の面で先王や第一王子には及ばないと充分理解はしていた」
以下略
AAS
449
:
◆54DIlPdu2E
[saga]
2017/02/05(日) 21:10:48.00 ID:51bwU4QR0
師匠「……儂が知る、お前の生まれる前の両親の話、は、これで終わりだ」
師匠「お前に接していた両親の様子は、お前が誰より知っている」
王子「ええ、そうです」
以下略
AAS
450
:
◆54DIlPdu2E
[saga]
2017/02/05(日) 21:12:11.92 ID:51bwU4QR0
王子「望まずに国の頂点に立たされた二人の……期待をかけた王子が、期待外れと来ては」
王子「人間として、八つ当たりくらいしたくもなりますよね?」
師匠「おい、菫花」
以下略
AAS
451
:
◆54DIlPdu2E
[saga]
2017/02/05(日) 21:14:19.90 ID:51bwU4QR0
師匠「しかしお前からは前向きにしか見えない人々だって、過去を綺麗さっぱり忘却したから前を向けるわけではない」
師匠「自分の過去とどうにか上手くやる方法を見つけたから、前を向けるようになっただけだ」
師匠「お前はそれを見つけるのがド下手なので、何度も行きつ戻りつしながら足掻いている、それだけさ」
以下略
AAS
452
:
◆54DIlPdu2E
[sage]
2017/02/05(日) 21:15:36.72 ID:51bwU4QR0
※ここまで。次回は師匠の語りでなく回想シーン形式で……王と王妃の過去話だけに、内容暗くてすみません…※
453
:
名無しNIPPER
[sage]
2017/02/06(月) 00:56:39.27 ID:sW35PE7eO
乙
悲劇だな
でも子供には何の罪もないのにね
454
:
◆54DIlPdu2E
[saga]
2017/02/18(土) 23:22:55.49 ID:A6bjvzRP0
過去の出来事、王子20歳の誕生日、舞踏会の夜。
魔術師ギルド幹部…以下「幹部」
幹部2「……王と王妃はこのまま、『革命の悪夢』の中で死ぬ、もう後戻りはできん」
以下略
AAS
455
:
◆54DIlPdu2E
[saga]
2017/02/18(土) 23:24:42.75 ID:A6bjvzRP0
王妃「……誰? 看守ではなさそうね……では処刑の執行人かしら?」
師匠「いいえ、以前にお会いしたことがありますよ」
王妃「ああ……魔法使いね、父王の代に王宮に出入りしていた老魔術師の弟子で、王の留学先での『学友』だとか」
以下略
AAS
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