魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」
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318: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/04/26(火) 04:18:41.41 ID:1vpioc0+0

神はビクリと身を震わせた。
本当に口にしていいものか悩むように、口を開けては閉じ、剣を見つめ――視線を落とした。

それから、ゆっくりと剣を鞘に収めた。
以下略 AAS



319: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/04/26(火) 04:20:20.90 ID:1vpioc0+0

神「遠く遠い昔―― 最初の魔王は、元々は我らと同じ神族… 天使だったんだ」

魔王「な…に…?」

以下略 AAS



320: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/04/26(火) 04:21:39.64 ID:1vpioc0+0

神「……あのステンドグラスに描かれているのは、彼の姿だ」

神「この神界に、彼の居場所を作り続けるために描かれたものだ」

以下略 AAS



321: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/04/26(火) 04:22:52.33 ID:1vpioc0+0

神「……四神に与えられた役割は、魔王に負けて魔王の配下となることだった」


神「魔王の配下となり、魔王の心を解き、我らと接触する機会を作る…」
以下略 AAS



322: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/04/26(火) 04:24:51.30 ID:1vpioc0+0

神「罪人である彼は、自らとその末代にいたるまでに苦行を与えた…。自分でそうしておきながら、“どうしたってそうなってしまうのだから諦めろ”と教え込んだ」

神「そうして子孫となる魔王たちは、自らで悪を演じるようになった。“どうなってもそうなのるだから、最初からそうあるべきだ”と…」

以下略 AAS



323: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/04/26(火) 04:26:01.62 ID:1vpioc0+0

魔王「……は。タブーとなったのに、今度は戦を仕掛けてきた? 随分とおかしな話じゃないか」


神「……疲れたんだ」
以下略 AAS



324: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/04/26(火) 04:28:16.83 ID:1vpioc0+0

魔王「………見守る…? 散々守っておいて、勝手な都合で手放して? ……俺にはそれは、一方的な“神の試練”に聞こえるな」クク…

神「―――っ」

以下略 AAS



325: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/04/26(火) 04:29:38.28 ID:1vpioc0+0

魔王「よくできた話だが、それが真実であると証明はできるのか?」

神「……できない。それが事実があろうとも、疑って裏を考え続けることに慣れすぎてしまった…。否定しようと思えばいくらでも否定できる我らには、証明など不可能だ」

以下略 AAS



326:名無しNIPPER[sage]
2016/04/26(火) 04:36:50.96 ID:Orux4S+h0
どうなる


327: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/04/27(水) 13:12:31.16 ID:RlDl3quZ0

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天空宮殿・最深部
――始まりの間、手前
以下略 AAS



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