魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」
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243
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2016/02/23(火) 05:35:33.08 ID:zUoOI/kM0
亀姫は愛し子の優しさを褒めるように微笑んで、静かに会話を続けた。
その微笑が、近衛に向けられているのか魔王に向けられているのかわからない。
だけれど近衛は黙ってそれを見つめ、亀姫の手を温めながら耳を傾ける。
以下略
AAS
244
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2016/02/23(火) 05:36:10.96 ID:zUoOI/kM0
近衛「あれは…… どういう意味なのでしょうね…」
亀姫「ふふ。そのままの意味ですわ。『悪い者や悪い行い』が“悪”だと思ってはいけない。逆もまた然り。……それだけの言葉」
以下略
AAS
245
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2016/02/23(火) 05:36:36.77 ID:zUoOI/kM0
亀姫「陛下は…とてもお優しくて思慮深い方よ。だからこそそれを表には出さない」
亀姫「誰かにとって、優しくされていた相手が悪なのだと思い知らされたら……負う傷の深さが増すだけですものね」
以下略
AAS
246
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2016/02/23(火) 05:37:39.17 ID:zUoOI/kM0
亀姫「……神は弱いわ。必ずや弱さを補うための姑息な手段を用意しているはずよ」
近衛「!」
以下略
AAS
247
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2016/02/23(火) 05:38:14.93 ID:zUoOI/kM0
―――――――――――――――――――――――
一方、天空宮殿1階
魔王・獣王率いる組――
以下略
AAS
248
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2016/02/23(火) 05:38:44.47 ID:zUoOI/kM0
獣王「……キリがなイ。手応えもなイ。面白みもなイ」
あらかた片付き、逃げ出した兵が戻ってくるのを待つだけの状態になると、獣王は魔王の側に戻ってきた。
以下略
AAS
249
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2016/02/23(火) 05:39:22.22 ID:zUoOI/kM0
魔王は扉に隠れる一団の足元に魔力弾を打ち込み、続けざまに斬撃を放った。
宮殿の頑丈そうな床は崩れ落ち、一団の重みを受けて連鎖的に広範囲がガラガラと崩れいく。
扉ですらも、壁ごと崩れては盾の役目など果たしようがない。
以下略
AAS
250
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2016/02/23(火) 05:41:00.32 ID:zUoOI/kM0
魔王「先ほどの弓隊との攻防にまぎれて接近したのだろう。顔も見ず撃った件は、許してもらうとしよう」クク
獣王「許して貰う必要ナドないのでハ?」
以下略
AAS
251
:
名無しNIPPER
[sage]
2016/02/23(火) 08:30:37.99 ID:hRKrUwULo
乙かな
252
:
◆OkIOr5cb.o
[saga sage]
2016/02/25(木) 08:52:34.93 ID:lCQpYJWX0
【私信】
すみません、どうにも手が動かず、投下がずいぶんと長引いていています。
ストーリーとしては現在、これで既に半分は超えた、といったところです。
必ず完結までは書き続けますが、時間のお約束が出来ません。
以下略
AAS
253
:
名無しNIPPER
2016/02/25(木) 09:44:08.22 ID:mmTz8qBjO
お、ホモォの人やったんか
気長に待つで
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