魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」
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218: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/12/31(木) 22:13:52.66 ID:tVoFf72m0


近衛とて亀姫とて、2重に罠が設置されている可能性を考えない訳ではなかった。
重量不足が故の不発なら、これで余計に起動するかもしれない。
だが、懸念に懸念を重ねても仕方が無い。
以下略 AAS



219:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage]
2016/01/01(金) 21:43:00.17 ID:m8VBk9Ii0
何故に敵意の天使が出てこないの?


220: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/01/20(水) 05:22:43.31 ID:/1IMYSK40

―――――――――――――――――――――――――――

天空宮殿、謎の地下室

以下略 AAS



221: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/01/20(水) 05:24:05.34 ID:/1IMYSK40

亀姫は壁に手を触れながら、しゅるると這うように部屋を舐め歩く。
部屋の中央には四角いテーブル。椅子はなく、作業台のようにも見える。

近衛「本と筆、か。書斎のような場所なのでしょうか…」
以下略 AAS



222: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/01/20(水) 05:25:16.68 ID:/1IMYSK40

近衛「……これは…」

亀姫「何が書かれておりますの」

以下略 AAS



223: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/01/20(水) 05:27:17.55 ID:/1IMYSK40

亀姫「ここにいたのは宗教家ですのね。読まなくても結構ですわ、要約なさって」

近衛「そうですね。……“仏への信心の厚い小坊主が窮地に立たされて、神様仏様と願ったら、神様に助けられて神界にきたので、神様大好きになりましたありがとう”、といったところでしょうか」

以下略 AAS



224: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/01/20(水) 05:27:54.16 ID:/1IMYSK40

亀姫はスと手のひらを合わせて、黙祷をささげた。暗い結末を感じたのだろう。

平然と神殺しを行う一面を持ちながら、見も知らぬ誰かの不幸な死を自然と悼む亀姫に、近衛は苦笑する。

以下略 AAS



225: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/01/20(水) 05:30:12.45 ID:/1IMYSK40

――――――――――――――――――――――

院--先代魔王は、在位中に 地表の国を侵略した。
その国は占術により、勇者の生まれ郷になるといわれた国だった。
以下略 AAS



226: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/01/20(水) 05:30:39.47 ID:/1IMYSK40

――あの日、自分の街に大挙して乗り込んできた魔物達。
当時の近衛には、魔物達が現れた理由が分かっていた。


以下略 AAS



227: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/01/20(水) 05:33:51.79 ID:/1IMYSK40

悪夢のような惨状の中を、助けを求めて、妹の手をひいて走った。
街の中を走れば、誰もが自分の顔を知っていた。
そうして誰しもが呪いの言葉を投げてきた。

以下略 AAS



228: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/01/20(水) 05:35:00.78 ID:/1IMYSK40

滅ぼされそうな世界
追い詰められた自分

刺された腹から滲む血
以下略 AAS



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