魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」
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◆OkIOr5cb.o
[saga]
2016/01/20(水) 05:24:05.34 ID:/1IMYSK40
亀姫は壁に手を触れながら、しゅるると這うように部屋を舐め歩く。
部屋の中央には四角いテーブル。椅子はなく、作業台のようにも見える。
近衛「本と筆、か。書斎のような場所なのでしょうか…」
亀姫「坊や。これを」
亀姫に呼ばれて振り向いた先に、鎖のついた砲丸のようなものが見えた。
その近くには沢山の本の山が詰まれてたが、亀姫がこちらに開いて見せているものは“白紙”の本だった。
近衛「……つまり、拘束して誰かに本を書かせていた…? ここは監禁場所、ですか」
亀姫「あの花台は、扉を隠していたのではなく、出入り口をふさぐためのものだったのでしょう」
近衛「……雑ですね、何もかも」
亀姫「急ごしらえしてでも必要だったのかもしれませんわね。本来、神族は争いとは無縁なはず…誰に何をかかせていたのかしら」
視線に催促され、近衛は小さく頷いてから机の上の本を開く。
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