魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」
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162:名無しNIPPER[sage]
2015/12/11(金) 13:33:54.38 ID:SPF77mVxo
思惑が絡み合っていよいよ面白くなってきたな


163: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/12/14(月) 10:19:21.74 ID:0t/Lxfak0

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翌日・夜
本殿中央・奥殿(魔王の社殿)――
以下略 AAS



164: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/12/14(月) 10:19:50.76 ID:0t/Lxfak0

今は少しでも、側にいたい。
だから愚かにも、“他の女への後押し”の役目までも請け負ってしまった。


以下略 AAS



165: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/12/14(月) 10:20:22.52 ID:0t/Lxfak0

亀姫は、それでもその門を見つめていた。
この扉の向こうにいる主を想うだけでも、癒される何かがありそうな気がして。


以下略 AAS



166: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/12/14(月) 10:20:50.46 ID:0t/Lxfak0

魔王の社殿前・階


魔王「くくく。天下の亀姫が、まさか腰を抜かすとは」
以下略 AAS



167: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/12/14(月) 10:21:19.46 ID:0t/Lxfak0

亀姫(……いえ、そうではなく…)


亀姫を支えて抱く腕は、時折思い出したかのように、緩んだり強張ったりしている。
以下略 AAS



168: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/12/14(月) 10:21:55.29 ID:0t/Lxfak0

魔王「…大婆…。ああ、竜王か」

亀姫「少しばかり御憔悴の様子でしたが、身の回りの事はきちりとなされておりました」

以下略 AAS



169: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/12/14(月) 10:22:25.16 ID:0t/Lxfak0

亀姫「『神族のいやらしさは、魔の者の比では無い。決して驕ることの無いようにせねばならぬ。奴等は”すくう”のが、お家芸なのじゃから』…」

魔王「”すくう”? まさか、俺を救うとでも? それともこの戦禍そのものを…と?」

以下略 AAS



170: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/12/14(月) 10:23:14.50 ID:0t/Lxfak0

――――――――――――――――――――

同晩・黎明の時刻
奥殿・最奥の間――
以下略 AAS



171: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/12/14(月) 10:23:54.89 ID:0t/Lxfak0

それぞれに御簾へと近づく二人。
薄い結界に触れる事はなく、だけれど近づけて合わせたその掌からは、熱が伝わるような気がした。


以下略 AAS



172: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/12/14(月) 10:24:24.41 ID:0t/Lxfak0

だから、触れることはできない。
連れて行こうとすればその途端に自分は無力となり、そのまま息絶えてしまう。

あの日、天使に出会った日
以下略 AAS



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