魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」
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165: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/12/14(月) 10:20:22.52 ID:0t/Lxfak0

亀姫は、それでもその門を見つめていた。
この扉の向こうにいる主を想うだけでも、癒される何かがありそうな気がして。


「亀姫」


亀姫「……え」


不意に、愛しい声が聞こえた気がした。
振り向いた先で、魔王が笑っていた。


亀姫「魔王…陛下……?」

魔王「ああ。あやうく亡霊と見間違えるところだった」


亀姫にとっては、魔王こそ恋心の見せた亡霊に見えた。
だからそうではないと気づいたその時に、腰を抜かしてしまったのも仕方がない事だろう。


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