8: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/04/27(月) 00:20:56.08 ID:4ztp0q/L0
パチュリー(何でこんな時に……薬はまだ効いてるはずなのにっ!)
9: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/04/27(月) 00:23:27.36 ID:4ztp0q/L0
レミリア「午後10時21分。 予定通りね」
パチュリー「かひゅっ! けひゅっ! 何、を……?」
10: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/04/27(月) 00:25:09.67 ID:4ztp0q/L0
レミリア「別に、何のことはないわ。 『この状況は私が見た通りだった』というだけの話よ」
レミリア「私が持つ超能力……貴方なら聞いているはずよね?」
11: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/04/27(月) 00:26:04.40 ID:4ztp0q/L0
レミリア「さっき私は『貴方たちを迎え撃つために吸血鬼へと体を造り替えた』と言ったわね?」
レミリア「実はね、本格的に準備を始めたのはつい最近……大体1ヶ月前からなの」
12: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/04/27(月) 00:27:45.34 ID:4ztp0q/L0
『運命観察』で見た未来は覆すことはできない。
つまり、どんな対策を講じても未来の訪れを阻止することはできず、精々その時期を遅らせることしかできない。
ならば阻止することは諦め、その未来が訪れた時に起こる被害を最小限に抑えることに注力すべきであることは明白である。
13: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/04/27(月) 00:28:53.48 ID:4ztp0q/L0
レミリアはこの戦いの始終を、能力を使って見ている。
つまり、彼女は知っていたのだ。パチュリーが戦いの最中において、気管支喘息の発作を起こすことを。
14: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/04/27(月) 00:29:48.85 ID:4ztp0q/L0
レミリアはパチュリーを守るエメラルドの石盤に手を触れ、強く力を込めて押す。
すると、壊れるはずのない石板にいとも容易く罅が入り、そして砕け散った。
15: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/04/27(月) 00:33:07.33 ID:4ztp0q/L0
パチュリー「か、ぁ……」
レミリア「ふふふ……貴方はどんな死に方がお望みかしら?」
16: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/04/27(月) 00:34:42.73 ID:4ztp0q/L0
レミリア「……ま、最初から決まってるんだけどね」ブンッ!
パチュリー「あぅっ!」ドサッ!
17: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/04/27(月) 00:35:14.31 ID:4ztp0q/L0
レミリアから告げられた死の宣告。『パチュリーはレミリアの手で惨殺される』。
もしもそれが彼女のハッタリなどではないとしたら。
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