とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)4
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14: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/04/27(月) 00:29:48.85 ID:4ztp0q/L0

レミリアはパチュリーを守るエメラルドの石盤に手を触れ、強く力を込めて押す。
すると、壊れるはずのない石板にいとも容易く罅が入り、そして砕け散った。


もはやパチュリーには、石板を維持するだけの魔力が残されていないのだ。
ただでさえ枯渇寸前だったところに、加えて喘息の発作が起こったのである。
彼女の体力は既に限界。魔力の精製どころか立ち上がることすらままならない。
敵を目の前にして、抵抗する素振りすら出来ない状態だった。



レミリア「……」ガシッ!

パチュリー「ぐ……」



レミリアはパチュリーの首を掴むと、そのまま片手で持ち上げる。
レミリアの身長がパチュリーのそれの半分しかないために、吊り下げられるような状態にはならなかった。
俯せの体勢から下半身の部分だけを地面に引きずられ、体をくの字に折り曲げられる。
腰に大きな負担がかかり、鈍痛がパチュリーの頭を突き刺した。




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