とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)4
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11: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/04/27(月) 00:26:04.40 ID:4ztp0q/L0

レミリア「さっき私は『貴方たちを迎え撃つために吸血鬼へと体を造り替えた』と言ったわね?」

レミリア「実はね、本格的に準備を始めたのはつい最近……大体1ヶ月前からなの」

レミリア「それ以前は刻印どころか、魔術なんて一切使ったことはなかったわ。 下手に騒ぎ立てられたら面倒だし……」

レミリア「第一、貴方達イギリス清教のことを考えたら……ね?」

パチュリー「……!?」

レミリア「貴方も疑問に思ったはず。 『イギリス清教から逃れられたはずのレミリア・スカーレットが、
     何故わざわざ自身の存在を曝け出すことをしたのか』って」

レミリア「その答えは私の能力……『運命観察』で『貴方達が学園都市に来て私と対峙する未来を見たから』よ」

レミリア「私が見た未来は『どんなことがあろうとも』覆すことはできない。 いくら妨害しても、
     要因を排除しても、それを嘲笑うかのように『運命』は忍び寄る」

レミリア「だからその未来を見た時点で、貴方と私が出会うことは必然になったの」

レミリア「そしてそれは、私の存在がイギリス清教に察知されることを意味する……」

レミリア「だから私は刻印を使った。 発見される時期が早まるリスクを踏まえた上でね」




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