251: ◆yyODYISLaQDh[sage]
2016/05/05(木) 04:09:32.27 ID:6pjKea2UO
生きてます
もうしばらくお待ちを
252:名無しNIPPER[sage]
2016/05/05(木) 07:48:37.54 ID:Myq1dZCeO
超待ってるよ
253:名無しNIPPER
2016/05/05(木) 10:10:54.30 ID:Z0/lBtDYo
生きてるだけ?
254:名無しNIPPER[sage]
2016/05/09(月) 09:05:50.04 ID:NqRqUEC70
おつ
255: ◆yyODYISLaQDh[saga]
2016/05/10(火) 20:14:38.26 ID:FMHwTD6FO
=====
「いやー、なんか悪いねー」
256: ◆yyODYISLaQDh[saga]
2016/05/10(火) 20:15:17.82 ID:FMHwTD6FO
入店の際に「3Pカップル一組」などと世迷い言を抜かす雪姫にジュウは逃げ出したくなったが、雪姫はジュウと光の手を掴んで離さず、そのままゴリ押しで入店し、カップル限定ケーキを頬張っている最中である。
「柔沢くんも食べる? はい、あーん」
「いらん」
257: ◆yyODYISLaQDh[saga]
2016/05/10(火) 20:16:03.49 ID:FMHwTD6FO
その辺にいるチンピラや不良どもとは別の意味で相手にしたくない人間だ。
「光ちゃんと柔沢くんはデート?」
「違います」
258: ◆yyODYISLaQDh[saga]
2016/05/10(火) 20:16:31.75 ID:FMHwTD6FO
光は雪姫の視線を真正面から受け止め、見つめ返している。
また暫くそうして、やがて雪姫は、ふうん、と言ってフォークを残っていたケーキに突き刺し、一口で平らげた。
「わかったわかった。そういうことならしょうがないよね。今日は帰りますよ」
259: ◆yyODYISLaQDh[saga]
2016/05/10(火) 20:16:59.95 ID:FMHwTD6FO
雪姫が駅の中に消えていくのを確認すると、ジュウは光を振り返る。
光は何故かジュウに背を向けて俯いていた。
「おい、大丈夫か?」
260: ◆yyODYISLaQDh[saga]
2016/05/10(火) 20:17:25.82 ID:FMHwTD6FO
そういえば、今まで光と会うときは制服姿ばかりであり、私服をまともに見るのは初めてかもしれない。
もともとこういう服も着るのだろうか、いや、これから行くのも服屋だというし、もしかしたら最近目覚めたのかもしれない。
ジロジロと見過ぎたのか、光が訝しげな視線を送ってくる。
「……なにジロジロ見てんのよ」
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