205:名無しNIPPER[age]
2015/12/21(月) 07:26:26.90 ID:HNlII0FUO
予定は未定?
エタら無いならそれで良いと思うワケで…
電波的を読み返しつつwktkしながら待ってます
206:名無しNIPPER[sage]
2015/12/21(月) 07:27:17.52 ID:HNlII0FUO
済まないsage忘れた
207:名無しNIPPER[sage]
2015/12/21(月) 08:02:44.90 ID:RTolE9V/O
今日は雨だ……
208: ◆yyODYISLaQDh[saga]
2015/12/21(月) 22:15:50.18 ID:Hg+7sYzLO
げ、月曜日は週末だから……(震え声)
遅れてごめんなさい、今から投下します
209: ◆yyODYISLaQDh[saga]
2015/12/21(月) 22:17:05.02 ID:Hg+7sYzLO
=====
下校中の小学生の波を眺めながら、たまに自分に向けられる挨拶に笑顔を返す。
真九郎はこの数年で保護者として既に認知されており、懐疑の視線を向けてくる者はほとんどいない。
聞いたところによると、紫の生徒名簿の緊急連絡先には真九郎の名前と電話番号が登録されているほどであり、学校側からも公認されているらしい。
210: ◆yyODYISLaQDh[saga]
2015/12/21(月) 22:17:35.15 ID:Hg+7sYzLO
彼女がそれを望めば、真九郎はいつでも紫の前から消える準備をしてある。
しかし今のところ、紫がそんなことを望むは様子はない。
その事実に喜びを感じるとともに、自嘲の笑みすら零れる。
「真九郎!」
211: ◆yyODYISLaQDh[saga]
2015/12/21(月) 22:18:11.59 ID:Hg+7sYzLO
真九郎の手を取り、歩きながら楽しそうに語り始める紫。
紫の学校生活は順調で、紫のおかげなのかそうでないのか、学校には表面的ないじめは存在しないらしい。
紫が直接注意をしていじめの標的になったり、逆にいじめっ子を改心させたりなどもあったらしいが、紫が直接関与しないものも含めて、徐々に無くなっていったようだ。
紫の裏表のない純粋な心が、子供達を変えていったということだろうか。
212: ◆yyODYISLaQDh[saga]
2015/12/21(月) 22:18:41.79 ID:Hg+7sYzLO
「あ、ごめんごめん。なに?」
「……今、違う女のことを考えていただろう」
213: ◆yyODYISLaQDh[saga]
2015/12/21(月) 22:19:35.58 ID:Hg+7sYzLO
嬉しそうに笑うその表情は、出会った頃と変わらずとても愛らしい。
成長期らしくこの数年で大きく伸びた身長は、既に真九郎の肩に迫る勢いだ。
本人曰く、胸の成長が芳しくないのが不満らしいが。
ともかく、そんな聞く人間が聞けば狂喜しそうな、紫の殺し文句を微笑ましく感じつつ、真九郎は一つの提案をする。
214: ◆yyODYISLaQDh[saga]
2015/12/21(月) 22:20:21.98 ID:Hg+7sYzLO
ゴミを片付けている真九郎の腰にしがみついて絡んでいる女性は武藤環。
どこぞの空手道場の師範代で、大学を卒業して以来ますます酒癖が悪くなった。
そして、環とは別次元の大酒飲みがもう一人。
「ぎゃはは! 紅くん、ほれほれ、アルコールぶしゃー!」
215: ◆yyODYISLaQDh[saga]
2015/12/21(月) 22:21:04.33 ID:Hg+7sYzLO
「真九郎! 次は何をすればいい?」
「じゃあ、麺が茹で上がったか確認してみてくれるか?」
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