らき☆すたSSスレ 〜そろそろ二期の噂はでないのかね〜
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20:ひよりの旅 56/112[saga sage]
2013/02/11(月) 20:36:40.50 ID:W145K4B60
 私達は岩崎家の玄関の前に着いた。私は呼び鈴のボタンを押そうとした。
ゆたか「ちょっと、待って……私だけ追い出されたらどうしよう」
声が少し震えている。
ひより「普段通りでいけば大丈夫だよ……多分……」
自信がなかった。多分って、これでは不安を余計に助長してしまうではないか……ボタンを押すのを躊躇した。
以下略 AAS



21:ひよりの旅 57/112[saga sage]
2013/02/11(月) 20:37:41.84 ID:W145K4B60
 私は立ち上がった。
みなみ「どうしたの?」
ひより「ごめん、やっぱり無理強いはよくない、私達二人で何とかする」
ゆーちゃんも私に合わせる様に立ち上がった。
ゆたか「うん、こんな話しを持ち込んじゃってごめんね、頑張ってみるから……」
以下略 AAS



22:ひよりの旅 58/112[saga sage]
2013/02/11(月) 20:38:43.92 ID:W145K4B60
 話しが終わり、帰りの時間が近づいてきた。私が玄関を出るとゆーちゃんはチェリーちゃんに挨拶すると言って庭の方に向かって行った。
そして玄関にはみなみちゃんと私が残った。
ひより「さて、どうなるかな、楽しくなってきた」
みなみ「……楽しくなってきたなんて、とても当事者の発言とは思えない」
ひより「うんん、当事者はいのりさん、まつりさんとお稲荷さんの二人、私とゆーちゃんはそれを傍観しているにすぎないよ」
以下略 AAS



23:ひよりの旅 59/112[saga sage]
2013/02/11(月) 20:39:59.35 ID:W145K4B60
 ゆーちゃんは公園のベンチに腰を下ろした。私はゆーちゃんの目の前に立ったまま話しを聞いた。
ゆたか「佐々木さんといのりさんを恋人にしてあげたい、そう思った、だけどそれは私一人で、私だけの力でしたかった、でも、ひよりちゃんはどんどん佐々木さんの正体に
    近づいてくるから、きっと正体を知れば私を手伝いたいって言うに違いない、そう思ったから、なるべくひよりちゃんを佐々木さんに近づけたくなかった……」
ゆーちゃんの推測は間違っていない。知れば私は手伝いに行く。現にまつりさんとまなぶに関してはゆーちゃんと同じ事をしている。
ひより「なんで、そんなに一人にこだわるの、こうゆうのは一人より二人、二人より三人で解決した方がいいに決まってる」
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24:ひよりの旅 60/112[saga sage]
2013/02/11(月) 20:40:57.42 ID:W145K4B60
「バゥ!!」
突然私の後ろから白い陰が横切りゆーちゃんの目の前に覆いかぶさる様に現れた。
ゆたか「ちぇ、チェリーちゃん!!」
ゆーちゃんのその声に反応するようにゆーちゃんの目の前でお座りをするチェリーちゃん。良く見るとリードが付いたままになっている。
ゆたか「どうしたの、だめじゃない、みなみちゃんを置いてきちゃ」
以下略 AAS



25:ひよりの旅 61/112[saga sage]
2013/02/11(月) 20:41:53.51 ID:W145K4B60
ゆたか「ねぇ、私達が来る前に弾いていた曲って何、今度聞いてみたいな……」
みなみ「いつでも来て、弾いてあげる」
ゆたか「ありがとう、今度聴きにいくから」
今頃に成ってそんなのを聞くなんて。
でも、もう完全に仲直りしたみたいだ。もっとも喧嘩と言うよりは意見の相違からくる意地の張り合いだったのかもしれない。それでお互い気まずくなってしまっていたに違いない。
以下略 AAS



26:ひよりの旅 62/112[saga sage]
2013/02/11(月) 20:43:06.29 ID:W145K4B60
 約束の時間を過ぎてもまなぶが現れる気配はなかった。
このまま待っていても仕方がない。
ひより「さて、行こうか」
ゆたか「え、待っていなくて良いの?」
私は頷いた。しかしゆーちゃんは納得出来ない様子だった。
以下略 AAS



27:ひよりの旅 63/112[saga sage]
2013/02/11(月) 20:43:59.57 ID:W145K4B60
ひより・ゆたか「ここは……」
影に導かれて来た所は、神社の奥にある倉庫。それは私達が最初にコンを連れてきた場所だった。
まなぶ「ごめん、街中で、人前で話したくなかったから此処に連れてきた、人気の無いここなら話が出来る」
私達の後ろからまなぶの声がする。私達は振り返った。
ひより「まなぶ……さん」
以下略 AAS



28:ひよりの旅 64/112[saga sage]
2013/02/11(月) 20:45:28.05 ID:W145K4B60
まなぶは後ろを向くと狐の姿になった。そしてそのまま草むらに消えていった。狐に戻っても気を失わなくなっている。思ったよりも早くまつりさんの再会ができそうだ。
ひより「さて、私達も行きましょうか」
ゆたか「行くって、何処に?」
ひより「柊家だよ、約束しているしね」
私が歩き出してもゆーちゃんはその場に留まったままだった。
以下略 AAS



29:ひよりの旅 65/112[saga sage]
2013/02/11(月) 20:46:56.97 ID:W145K4B60
かがみ「宮本さんがまつり姉さんを好きだって?」
〇ッキーを食べながら驚くかがみ先輩だった。私は今までの出来事をかがみ先輩に話した。
ひより「はい」
かがみ「まぁ、分らないではないわね、宮本さんの正体がコンならばね……人間としてか……彼は本気みたいね、私はその気持ちを大事にしたい、問題はまつり姉さんが
    どう思っているか、それだけだわ、私から見た感じではまんざらでも無さそうよ、他に彼氏もいなさそうだし」
以下略 AAS



30:ひよりの旅 66/112[saga sage]
2013/02/11(月) 20:48:06.23 ID:W145K4B60
すすむ「診て欲しいのは田村さんではないのか?」
ひより「はい、かがみ先輩です」
私は頷いた。かがみ先輩は私の後ろでやや緊張気味な様子だった。
すすむ「とりあえず診療室へ」
私達は診療室に案内された。佐々木さんは椅子を二つ用意し、私とかがみ先輩はその椅子に座った。そして佐々木さんも向かい合う形で椅子に座った。
以下略 AAS



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