らき☆すたSSスレ 〜そろそろ二期の噂はでないのかね〜
↓
1-
覧
板
20
25
:
ひよりの旅 61/112
[saga sage]
2013/02/11(月) 20:41:53.51 ID:W145K4B60
ゆたか「ねぇ、私達が来る前に弾いていた曲って何、今度聞いてみたいな……」
みなみ「いつでも来て、弾いてあげる」
ゆたか「ありがとう、今度聴きにいくから」
今頃に成ってそんなのを聞くなんて。
でも、もう完全に仲直りしたみたいだ。もっとも喧嘩と言うよりは意見の相違からくる意地の張り合いだったのかもしれない。それでお互い気まずくなってしまっていたに違いない。
ひより「さて、すっかり日も落ちたし、この辺りでお開きにしましょうか」
『ファ〜〜』
チェリーちゃんが大きな欠伸をし、前足を前に出して背伸びをした。公園を出るのを察知したみたい。
私達は辺りを見回し話しに夢中になっていたのに気が付いた。公園の街灯が点灯している。
みなみ「ゆたか、ひより、頑張って」
私とゆーちゃんは頷いた。みなみちゃんはチェリーちゃんを連れて公園を出た。私とゆーちゃんも公園を出て駅に向かう。
ゆーちゃんの決意が分った。みなみちゃんの想いも分った……いや、分っていない。みなみちゃんは私に何を忠告したかったのだろう。聞きそびれてしまった。
それにしてもつかさ先輩に憧れるなんて……私にはそれを完全に理解は出来なかった。
一人で旅をして、家を出て、全く新しい環境で、全く新しい人々の中でレストランを切り盛りしている。そこで出会った人達と共に……強さ、たくましさを感じる。
その辺りに憧れのだろうか。それとも……いや、今はまなぶとまつりさんの事を考えないと……
う〜ん。頭がいっぱいになった。
帰って、お風呂に入りながら頭を整理しよう。
その日曜日が来た。頭を整理どころか何の対策も思い浮かばないまま時間がすぎてしまった。
ゆたか「おはよ〜」
待ち合わせの駅前に既にゆーちゃんは居た。私を見つけるとにっこり挨拶をした。
ひより「おはよ〜」
挨拶を返した。
ゆたか「コンちゃん来るかな」
心配そうに駅の改札口を見るゆーちゃんだった。
ひより「どうかな、あの時の感じからするとどっちとも言えない」
ゆたか「私、いろいろ考えたのだけど、何も思い浮かばなくて」
ひより「それはこっちも同じだよ、ただ言えるのは小手先の作戦じゃダメだね、かと言ってあまり深く掘りすぎてもダメかも」
ゆたか「それじゃ何も出来ないよ」
ひより「そうだね、何もできない……でも、それが一番良いのかもしれない、自然の流れに合わすしかないよ」
無策の策と言うのだろうか。我ながら情けない。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
728Res/1149.80 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
書[5]
板[3]
1-[1]
l20
らき☆すたSSスレ 〜そろそろ二期の噂はでないのかね〜 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1360577276/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice