過去ログ - 【枯れても走ることを】能力者スレ【命と呼べ】
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97
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名無しのパー速民
[sage saga]
2019/04/21(日) 02:54:47.13 ID:Nzsdb6a90
>>96
【ここまでの会話で、なんとなくではあったが――イストもポールの身の上を多少、読み取ろうとはしていた】
【他者に手を差し伸べる優しさを感じつつも、同時に荒事に慣れていそうな雰囲気は確かに感じ取っていたのである】
【そんな彼の瞳に滾る炎を、イストは静かに見据えていた。なによりも尊い宝物を見るような目で――】
以下略
98
:
◆KP.vGoiAyM
[sage]
2019/04/21(日) 13:33:46.98 ID:Ak/YWhMM0
>>82
……さぁ?
【霧崎は微笑む】
以下略
99
:
◆zlCN2ONzFo
2019/04/23(火) 23:05:36.64 ID:zPCLLi700
>>98
「円卓相手に、政治闘争の舞台で立ち回ろうってか?」
「しかも、その為に相手の用意した土台に敢えて乗っかる、と?」
以下略
100
:
名無しのパー速民
[sage saga]
2019/04/25(木) 18:10:10.92 ID:eglF3Egj0
【路地裏】
【獲物を前にした獣の吐息のごとく、不気味なほど生暖かい空気が、しなりと女の肌を撫でる】
【街の灯りは路地の先へと吸い込まれるように消え失せ、仄かな月光のみを足がかりにしなければならなかった】
【この場所、この時刻――この世界の住人ならば誰しもが知っている。それがいかに命知らずな歩みなのかを】
以下略
101
:
◆S6ROLCWdjI
[sage saga]
2019/04/25(木) 19:05:57.67 ID:W2213yFJ0
>>100
【――――腥いにおいがする。腥いにおいがする。腥いにおいがする。腥いにおいがする】
【たとえば牛、豚、鳥、なんでもいいけれど、ぎっしりと肉の入った――それもあまり新鮮でなくて】
以下略
102
:
名無しのパー速民
[sage saga]
2019/04/25(木) 19:33:01.47 ID:eglF3Egj0
>>101
【――はてさて。まず最初に述べるならば、女はまごうことなき変人である】
【先に言ってしまえば、この路地に迷い込んだ理由も"幽霊を探しに来た"という訳のわからないものなのであった】
以下略
103
:
◆S6ROLCWdjI
[sage saga]
2019/04/25(木) 19:52:12.11 ID:W2213yFJ0
>>102
【彼女が刀に手を添えたのを見るなら、わあ、と歓声を上げるのだろう。疲れただなんてきっと嘘だった】
【そうして、女は――完全にそちらへ身を向けるのだろう。両手にひとつずつ曲刀を握っていて】
【ほとんど裸みたいな身体、白い肌には言い訳のしようもないくらいにべっとりと返り血がついていた】
以下略
104
:
名無しのパー速民
[sage saga]
2019/04/25(木) 20:17:01.43 ID:eglF3Egj0
>>103
……そっか。「だから」か。
うん。納得した。
以下略
105
:
◆S6ROLCWdjI
[sage saga]
2019/04/25(木) 20:32:38.73 ID:W2213yFJ0
>>104
イストさんって言うんだネエ。しゅーしゅーか? ……コレクターってことかナア。
うふふ、変なのお、ユーレイなんてどうやって集めるのお? ハコとかに入れとけるの?
以下略
106
:
名無しのパー速民
[sage saga]
2019/04/25(木) 21:06:33.03 ID:eglF3Egj0
>>105
ご忠告ありがとう、"ギンちゃん"。……ふふ、かわいいからこっちで呼ばせてもらおうかな。
わたしが蒐めるのは怪異そのものじゃなく、それが生み出す物語……"怪異譚"の方なんだ。ああ、ちょっと難しいかな?
以下略
107
:
◆S6ROLCWdjI
[sage saga]
2019/04/25(木) 21:22:48.37 ID:W2213yFJ0
>>106
うんっ、難しーい! だからもっとシンプルに行こーヨ、――イストさんの首を刎ねられたらギンちゃんの勝ち、
イストさんがギンちゃんの物語を持って帰れたら――イストさんの勝ち! あっはは、負けないぞー、お……
以下略
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