過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
1- 20
464:名無しのパー速民[sage saga]
2018/08/24(金) 00:40:43.67 ID:lSjHuCB/0
>>462

【幼子はそのわずかにオレンジがかった黄色の瞳をぱちくりと瞬かすのだろう、それから、少し、考える素振りをする】
【その脳裏で相手の言葉を理解していく――ならば、"それ"そのものには問題がないように思えた、だって、自分を連れて帰った少女は今居なくて】
【みな餌に困窮している。自分は上手に餌が獲れているからいいけれど――それでもそれもいつまで続くものなのかは分からなかった、それならば、】
以下略



465: ◆zO7JlnSovk[saga]
2018/08/24(金) 11:13:47.84 ID:QP4lzb7Qo
>>463

【結実としては存分に筋が通っていた、だからこそリーイェンはゴトウの結末に反応を曇らせる】
【それをそのものとして取るには、些か私達は虚実を共にしてきたと言わんばかりに】
【隙間に浮かぶ哀れみを、そうと捉えるには如何にも解釈出来るからこそ】
以下略



466: ◆1miRGmvwjU[saga]
2018/08/24(金) 22:45:44.06 ID:QC1iynXo0
>>465

【 ──── 膚の下。音もなく頸動脈に爪を立てるような声だった。されど主観時間のホワイトノイズは、世界に微かな焼き付きを残したに過ぎず】
【であればゴトウはそれに拘泥しようとはしなかった。枯れた笑いを頬に浮かべるのみだった。 ─── それでも、確かにその瞬間は、彼の記憶野に遺留されて。】

以下略



467: ◆zO7JlnSovk[saga]
2018/08/26(日) 13:17:30.42 ID:LKOtrFv5o
>>466

【若草一つ分の沈黙を重ねて、紡ぐ言葉の音律は病葉──── 少しだけの陰鬱さがそこにはあった】


以下略



468: ◆S6ROLCWdjI[sage saga]
2018/08/26(日) 20:30:39.73 ID:e2v1aF8M0
【路地裏】
【ひどく現実離れした話題の行き交う昨今においては、逆に安心感すら覚えさせるほどに】
【その場所は死のにおいに満ちていた。鉄錆と、切り拓かれた肉の香。むせかえるまでに、執拗に】
【まだまだ続く残暑の余韻に混ざればそれはますますひどくなった。一吸いするだけで嘔吐を誘う。そんな場所】

以下略



469: ◆1miRGmvwjU[saga]
2018/08/26(日) 20:41:16.35 ID:YPtvKZ9R0
>>467


【なるほど確かに"格"が違っていた。物理的な干渉を受け付ける程度には、斃れた虚神たちは"認識"されていたのだろう。】
【だが脚本家の二柱は然にあらず。ともすれば神格そのものが他の神々とは異なる存在である可能性さえあった。 ─── かの神話が乱丁に溢れた台本の束であったように】
以下略



470:名無しのパー速民[sage saga]
2018/08/26(日) 22:56:36.30 ID:5rMuEsvd0
【櫻の国。妖怪達が多く住まう、とされる山の中腹付近】
【其処には季節問わず色鮮やかに咲き誇る桜がある、なんて噂されていた】
【然れどそれは常に咲いている訳では無く、若しかすれば数年の間蕾を実らせる事すら無い、とも】
【――さて、今宵。満月の下で季節外れにも満開に咲く其れが在り】

以下略



471: ◆S6ROLCWdjI[sage]
2018/08/27(月) 10:13:37.63 ID:GQQXYxvI0
>>468
//再募集しておきます!たぶん一日中のんびり待ってます〜


472: ◆zO7JlnSovk[saga]
2018/08/27(月) 23:06:06.08 ID:bu7YpuORo
>>469

【後藤の推察は正しく的中していた、リーイェンは深くその意見に同意するだろう】
【微かな働きかけでも十分に言葉を紡ぐ、その作用は手慣れた狩りの様にも思えて】
【リーイェンは無表情の裏側で、擽る微かな思い入れを確かめてみる】
以下略



473: ◆1miRGmvwjU[saga]
2018/08/27(月) 23:08:59.28 ID:MvD6iOYo0
>>468

【手の施しようがない領域まで淀みきった暗がりの行く先。 ─── 幽かに冷たい温度が差し込む。晩夏のそれではなかった。】
【少女の背後より、足音が距離を詰める。それなりに堅い靴底、霜柱を踏み締めるような、儚い何かの軋む音。】
【 ─── 振り向けば人影が立っている。輝かしい表通りから射し入る後光と共に、少しだけ甘い、乙女のかおり。】
以下略



474: ◆S6ROLCWdjI[sage saga]
2018/08/27(月) 23:22:18.46 ID:GQQXYxvI0
>>473

【茹るような暑さの中に紛れさせるには十分すぎるほど暑い息を吐いていた。二度、三度】
【それでも自分を落ち着けるためにそうしていたのに。……そこに踏み入るモノが入ってくるなら】
【血走った瞳が其方に向く。ぎちりと鈍い音でも立てそうな勢いで、ひどく、腹立たし気に】
以下略



1002Res/2049.80 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice