過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
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474: ◆S6ROLCWdjI[sage saga]
2018/08/27(月) 23:22:18.46 ID:GQQXYxvI0
>>473

【茹るような暑さの中に紛れさせるには十分すぎるほど暑い息を吐いていた。二度、三度】
【それでも自分を落ち着けるためにそうしていたのに。……そこに踏み入るモノが入ってくるなら】
【血走った瞳が其方に向く。ぎちりと鈍い音でも立てそうな勢いで、ひどく、腹立たし気に】

………………、……そんなに名前の売れてる自覚はなかったんですけど。
どこから漏れてしまったんでしょう? ……面倒臭いな、面倒、本当に、……、

【苛立っているのを隠しもしない声色。か細いのに芯の図太い音だった、それで恨めし気に吐くのは】
【「その通りで間違いない」ということだった。そこまで至って、ようやく死体から足を離す】
【身体を向き直らせる、恐ろしいほど細い体躯だった。それで現れた女(?)を見るなら、やっぱり】
【不快感を隠しもしない。暑っ苦しい格好していて一滴の汗もかいていない。なら、「面倒臭そう」】
【そういう感想を抱くんだった。率直に。それで――――ぐい、と顔の右半身、血を手の甲で拭って】

そうです。私が白坂佳月ですけども――――あなたはどちら様ですか?

【「今私、誰かに喧嘩を売ってる覚えもないので、名前を呼ばれるのは不信感を感じます」 ――吐き捨てる】
【言葉の通り不信感も。それから不機嫌そうなのもまったく隠さない、ともすれば傲慢が過ぎる態度で】
【それじゃあおまえは誰なんだ。問うたけど――その答えを聞いた次の瞬間、すぐに飛びかかれるような勢いと】
【明確な殺意を孕んだまま。白いまつげが胡乱げにずっと、ゆっくり、瞬いていた――右目からまた、血が溢れる】


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