過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
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365:マリアベル ◆rZ1XhuyZ7I[saga sage]
2018/08/18(土) 22:29:22.20 ID:n+FHobsM0
>>363

【何やら感激しているイスラフィールをポカンとした顔で見つめるが、すぐに苦笑する。】

う〜ん、今のは特に考えもなしに言った事だよ?最高議会の人間が私みたいなのの言葉を真に受けない方が…
以下略



366:イスラフィール ◆zO7JlnSovk[saga]
2018/08/18(土) 22:39:59.68 ID:9Ggv2+ceo
>>365

【"美しい"との言葉に照れた様に目を細める、豊かな睫毛は素肌の水面へと浮かぶ】
【瞬きの名残を虚像に残して、浮かべる横顔に満ちる一瞬は石楠花の如く繊細で】
【いいえ、と頭を振った。──── そんな事御座いません、とマリアベルの卑下を否定する】
以下略



367: ◆KP.vGoiAyM[sage saga]
2018/08/18(土) 22:48:57.34 ID:HInHhm380
>>364

【タマキもしゃがんで彼女の顔を覗き込んだ。目隠ししたそれでどんな顔か想像するしか無いが】
【ヴィーナスの像やニケのように、損なわれているからこそよく思ってしまう。美しい顔だ、ずるい】

以下略



368:名無しのパー速民[sage saga]
2018/08/18(土) 22:53:03.15 ID:AnHqsV8d0
【月明かりに照らされる公園】
【遊んでいる子供達の姿も無く、閑散としている其処に集まっているのは数匹の猫】
【と、黒の装束を纏った一人の女。ベンチに座っているその人物に猫たちが群がっていると表すのが適切か】
【膝の上や肩の上、頭の上にまで昇っているのだが穏やかな表情を崩す事は無く】

以下略



369: ◆zO7JlnSovk[saga]
2018/08/18(土) 22:55:23.35 ID:9Ggv2+ceo
>>367

【そこにどんな作用があったのかは分からない、少なくとも、彼女の目の色を伺う事は出来ないから】
【けれども呼吸の所作、和らぐ口元の表情、頬に刻まれていた緊張感が弛んで、軽く口が開いた】
【惚けた様な表情でもあった、目が見えないからこそ、それ以外が饒舌に彼女を語る】
以下略



370:マリアベル ◆rZ1XhuyZ7I[saga sage]
2018/08/18(土) 23:05:18.70 ID:n+FHobsM0
>>366

本当に君は政治家とはかくあるべきの体現のようだね。失言だった、謝罪するよ。
―――逆、じゃないかな。それこそ野党を操るほどの力≠持った存在となれば候補はある
但し、それだと自身で自身を縛るような事を行っている事になる。どうにも腑に落ちないね。
以下略



371:イスラフィール ◆zO7JlnSovk[saga]
2018/08/18(土) 23:18:35.72 ID:9Ggv2+ceo
>>370

【マリアベルの言葉に彼女は目を細めて応じる、王妃が衆生に向ける微笑みに似ていた】
【いざとなれば彼女は、その仕草一つだけで世界を籠絡してみせる様な────】
【それ程までに可憐で、神秘的な笑みの作用であった】
以下略



372: ◆KP.vGoiAyM[sage saga]
2018/08/18(土) 23:31:53.42 ID:HInHhm380
>>369

【―――なんだか純粋な娘だなだなっていうのがタマキの印象だった】
【カルトの尖兵もそのロールを剥がしてしまえば年相応の女でしか無い】
【アタリマエのことかもしれない。人は幾つもの仮面を持つものだから】
以下略



373:マリアベル ◆rZ1XhuyZ7I[saga sage]
2018/08/18(土) 23:39:43.40 ID:n+FHobsM0
>>371

―――私はあくまで外様≠セから勝手に推測して言えるだけだよ。
確かにねぇ、それは私も良くわかる。人の世はいつも誰かによってコントロールされている。
ともあれここまで話してみて分かった。随分と苦労してるみたいだねイスラフィール=H
以下略



374: ◆zO7JlnSovk[saga]
2018/08/18(土) 23:49:53.88 ID:9Ggv2+ceo
>>372

【──── 全てを忘却の海に沈めることなんてできない、無かったことにはしてはいけない】
【だからこそ、彼女は知らなければならない。自らの果たした過ちの意味を】
【けれどもそれを目にするのは今じゃなくて良いから、今だけは陳腐な結末が丁度良い】
以下略



375:イスラフィール ◆zO7JlnSovk[saga]
2018/08/18(土) 23:59:22.98 ID:9Ggv2+ceo
>>373

【マリアベルの言葉にイスラフィールは苦笑する、たおやかな表情が見せる曇り空】
【新雪を穢した足跡を、ばつが悪そうに見つめる少女みたいで、その色合いは正しかった】
【けれども苦労を語ろうとはしないのだろう、察してもらえただけで十分だと言いたげに】
以下略



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