過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
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371:イスラフィール ◆zO7JlnSovk[saga]
2018/08/18(土) 23:18:35.72 ID:9Ggv2+ceo
>>370

【マリアベルの言葉に彼女は目を細めて応じる、王妃が衆生に向ける微笑みに似ていた】
【いざとなれば彼女は、その仕草一つだけで世界を籠絡してみせる様な────】
【それ程までに可憐で、神秘的な笑みの作用であった】


興味深い視点ですわ、マリアベル様の発想は面白いです、私に無かった見地を与えて下さる
私達がどうしようかと地上で手をこまねいている時に、まるで空から全てを見渡す様に、と
──── 例外の無いルールは無いのです、マリアベル様、それは法とて同じ事です

寧ろ、自分の手で動かしているのであれば、自分以外を縛るという意味で非常に有効かと思われます


【ある種それは世界の摂理に近い、先に技術を得た者が後続を禁止することにより、独占する理屈に】
【話は、続く──── "旧時代" とは聞き慣れない言葉であった】
【大丈夫ですわ、と答えるもののその両手はカーディガンの袖を握って、くしゅん、と小さくくしゃみを重ねる】


……驚きましたわ、魔術に関しては人並み程度にしか存じ上げませんが
──── その古代魔術とは、マリアベル様の研究成果でいらっしゃるのでしょうか
だとすればマリアベル様の辿ってらっしゃる "記録" とは、一種の連続性を持った記述なのでしょう

しかし、この室内はあまりにも……ええ、あまりにも──── 人工物としては有機的ですわ
そろそろ種明かしをして下さっても、良いのではありませんこと?


【そう言ってイスラフィールは後ろから声をかけるのだろう、柔和な笑みを心なしか添えてみて】


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