過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
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297: ◆1miRGmvwjU[saga]
2018/08/15(水) 22:24:30.92 ID:5c2+aIKh0
>>295

【 ─── その内面は恐らく、単なる少女のそれでしかないのだろう。であれば眼前に範図を拡げる光景の生理的嫌悪感は如何許りであったろうか。】
【であれば青い瞳を引き絞り、ただ睨視するのが少女にとっての限界だった。 ─── 狂気者の理屈は、きっと彼女の聞き入れられる所にはない。】

以下略



298: ◆moXuJYo6C0cW[sage saga]
2018/08/15(水) 22:46:53.45 ID:tpxzroHlo
>>296
【酷い、とはカニバディール本人を含めた誰も責めるまい。異形は自身のために自身の意志でここに立つ悪党であり】
【ベアトリクスの彼女にとっては敵であるのだから。むしろよくやったと、褒めてくれるかもしれない】

【電気は父親同様、彼女にとっても弱点。ゆえに、おそらくは得意なのだろう】
以下略



299:名無しのパー速民[sage saga]
2018/08/15(水) 22:50:57.74 ID:sjRjwy2T0
>>297
【ばらまかれる銀の粒。女性を捕まえんとして居た腕達はその悉くが千切れ、爆ぜ、溶ける事だろう】
【それ故、目論見通りに距離を稼ぐ事には成功する。――さて、少女はと言えば。“見えない”】
【その強烈な閃光に灼かれたか、無数の金属片に刻まれ形すら残さずに朽ちてしまったか】
【ぐしゃり――何かの臓物が壁から落ちた音。ぴちゃり、ぴちゃり――天井から滴る血の音】
以下略



300: ◆9VoJCcNhSw[sage saga]
2018/08/15(水) 23:09:59.25 ID:CqbJXNkd0
>>298

【手応え、あり――人が倒れ、がらがらと檻が切り落とされ、コイルは火を吹いて】
【そうなればカニバディールの巨躯の影で、騎士は片膝を付いて息を吐いた】
【その額にはびっしりと、汗。強力な魔装とはいえ、その使役には魔力を使う】
以下略



301: ◆1miRGmvwjU[saga]
2018/08/15(水) 23:10:54.19 ID:5c2+aIKh0
>>299

【硝煙の向こう、少女は一つ歯軋りした。忌々しげに顔を歪めた。殺せていない。仕留められていない。血に湿った足音が聞こえる。】
【"勝てない"。 ─── 嫌な結論が脳裏を過る。深く息を吐いて頭を振る。余計な思考を振り払う。目の前の事実にだけ集中する】
【それでも、手を出してはいけないものに手を出してしまったことを後悔する。少女の異能が引き起こしうるのは、直接的な物理破壊のみ。】
以下略



302: ◆moXuJYo6C0cW[sage saga]
2018/08/15(水) 23:26:03.42 ID:tpxzroHlo
>>300
【少女自身も、全くの無傷とはいかず。強大な力の行使には、相応の代償が必要なのだろう】
【しかしながら、狙ったものだけを一閃で両断する、という離れ業を、この年齢で】
【彼女の父は、自分を許さないだろう。自分にとっても、彼女の父はきっと目障りな敵であり続ける】

以下略



303:名無しのパー速民[sage saga]
2018/08/15(水) 23:44:38.97 ID:sjRjwy2T0
>>301
【此処は礼拝堂。神聖な場所。神の加護を授かりし場所。――本当に?】
【まるで地獄だ。死者が生者を羨み、引き摺り込もうとする場所だ。“何か”が爆ぜる。然れど其れを確かめる余裕は無いだろうか】
【“何か”が立ち上がる。若かし其れに視線を送る気力はあるだろうか。“何か”が這いずる。だが其れを聞き取れる程に鼓動は静まっているだろうか】
【ヌルリとした感触。血なまぐさい臭い。未だに血液が循環しているかのような温かさ。それはきっと、女性――否、少女の全身を包んでいる筈】
以下略



304: ◆9VoJCcNhSw[sage saga]
2018/08/15(水) 23:49:05.23 ID:CqbJXNkd0
>>302

【元より部屋に居た子供、前の部屋に居た子供、新たに連れてこられた子供】
【合わせて、何人になるのだろうか。学校の1クラス分は優に居そうだが】

以下略



305: ◆1miRGmvwjU[saga]
2018/08/16(木) 00:22:28.25 ID:UoqKtPA80
>>303

【 ─── 震える瞳が視線を重ねる。重ねてしまう。引き摺り出される記憶は、然し"決して"少女の持ち得ないもの。】
【例えばそれは凍土の戦場。塹壕に降り注ぐ機銃掃射と直接射撃の嵐。自分の真横で腰から上を吹き飛ばされる同志。】
【例えばそれは白兵戦の一幕。鬼畜のような表情をして組み合う敵兵と己れ。突き刺した銃剣から血が滴り、少しずつ息絶えていく誰かの死に顔。】
以下略



306:名無しのパー速民[sage saga]
2018/08/16(木) 00:29:28.26 ID:GBSSUgoy0
>>305
/いえいえ、こちらの方こそ遅れてしまいすみませんでしたっ
/置きレスの方も了解です!それでは位後そちらに、と言った流れでっ
/一先ず、お相手有り難う御座いましたですよ!


307: ◆1miRGmvwjU[saga]
2018/08/16(木) 00:31:05.98 ID:UoqKtPA80
>>306
/ありがとうございます!ひとまずお疲れ様でしたっ、ありがとうございました!


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