【枯れても走ることを】能力者スレ【命と呼べ】
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79:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2019/04/14(日) 01:42:14.97 ID:3+hDHB7T0
【静寂が帳を下ろす夜の公園】
【日の下に見せる顔とは違い、そこに人を向かい入れるような雰囲気はない】

【だが今その闇の中に違和感を浮き上がらせて、少女が立っている】
【だらりと力なく垂らされた右手に握られた刀だけが、まるで闇の住民である証のようだった】
以下略 AAS



80:名無しのパー速民[sage saga]
2019/04/14(日) 18:32:32.39 ID:kIopf3CM0
>>79
/まだいらっしゃったりしますでしょうか……?


81: ◆KP.vGoiAyM[sage]
2019/04/14(日) 20:07:13.71 ID:WJvnTUuj0
/>>78で再投下します
/違う内容でも一向に構いませぬ


82: ◆zlCN2ONzFo
2019/04/16(火) 19:37:29.09 ID:aFr+Jfgm0
>>77

「ッ!?」
「す、杉原……」

以下略 AAS



83:ラスラドーラ ◆nihwMyGNc6[sage]
2019/04/19(金) 21:49:13.31 ID:r1wr6yY60
【表通りから、そう遠くない路地裏。】
【差し込んだ月光とまばらに点いた建物の明かりだけが、】
【ひび割れたコンクリートに囲まれた無機質な世界を映し出す。】

【そこに荒い息を吐く複数の影があった。】
以下略 AAS



84:名無しのパー速民[sage]
2019/04/20(土) 19:23:55.48 ID:t6lvAVAb0

【水面に月が映るころ、春先の涼しい夜のこと――】

【風すらも凪いで、虫のさざめきがまばらに聞こえるだけの森のなかである】
【細い獣道を抜けた先、人気のない湖のほとり。そこに、すらりと背の高い、二十代半ばぐらいの女が佇んでいた】
以下略 AAS



85:ラスラドーラ ◆nihwMyGNc6[sage]
2019/04/20(土) 21:21:04.75 ID:0fqHGrsg0
>>84
糞…糞がっ…あいつらしこたま殴りやがって…。
【涼風に吹かれ藪をかき分けながら一人の男が湖に向かってくる】

糞ったれ、ド素人どもが…加減もしらねぇくせして…糞!
以下略 AAS



86:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岐阜県)[sage]
2019/04/20(土) 21:51:11.54 ID:t6lvAVAb0
>>85

【女の表情に躊躇いはなかった。静寂が支配する夜の森でなければ、声に気づかずそのまま湖に突っ込んでいったかもしれない】
【だが実際には男の介入が間に合った。女はブーツが濡れるのも構わず歩を進め、膝まで浸かったところで、「おや?」と呟いて振り返り――】

以下略 AAS



87:ラスラドーラ ◆nihwMyGNc6[sage]
2019/04/20(土) 22:23:30.95 ID:0fqHGrsg0
…どっちかってーと他殺の線を疑うべきだろ。

【いきなり湖から引き返したと思えば故人として扱われる】
【先ほどまで自分が、入水しようとした相手を止めようとしてたのでは?】
【痛々しい口元が苦笑いで歪む】
以下略 AAS



88:名無しのパー速民[sage saga]
2019/04/20(土) 22:39:15.37 ID:t6lvAVAb0
>>87

【男の了承を確認すると、「別にお返しなんていらないよ」と軽く笑って、女は応急処置に取り掛かるだろう】
【そうして体に触れていれば、必然、男が死人ではないことにも気づく。……なぜだか、ちょっと残念そうだった】
【ずいぶん手慣れた調子で処置を終える頃には、傷の痛みも多少はマシになっているだろうか】
以下略 AAS



89:ラスラドーラ ◆nihwMyGNc6[sage]
2019/04/20(土) 23:11:55.62 ID:0fqHGrsg0
>>88

【楽しげに表情を変える女性】
【その姿を見たからか男の表情も和らいでいく】
【顔の血を拭えば鼻を横断する古傷以外は無精ひげが生えた普通の30代の男だ】
以下略 AAS



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