89:ラスラドーラ ◆nihwMyGNc6[sage]
2019/04/20(土) 23:11:55.62 ID:0fqHGrsg0
>>88
【楽しげに表情を変える女性】
【その姿を見たからか男の表情も和らいでいく】
【顔の血を拭えば鼻を横断する古傷以外は無精ひげが生えた普通の30代の男だ】
探検家か何かか?
なんだ本当に湖の底に遺跡か宝でもあるのか?
…その前に自己紹介まだだったな。
【気を使ってか傷に消毒液の類が染みても、表情は変えない】
【そのまま普通に会話を行おうとする】
ポール…ポール=ベイクドバットだ。
ありがとう、どうにも最近ついてないと思ってたが…。
今夜は例外らしい。
【自己紹介を終えると事情を話し始める】
【始まりはこうだ、普通のコンビニエンスストアで能力を用いた強盗を捕縛したが、】
【周囲の市民の反応が危険であり、また強盗が少年であったため、つい逃がしてしまった】
【市民の標的は彼に変わり、路地裏に追い詰められ怒りの制裁を受けることになってしまった】
【そこからは必死に逃げだしこの山にたどり着いたというわけだ】
【強盗を取り押さえる際、能力を使ったこと】
【最初から自分も標的であった可能性が高いことは伏せて上記の内容を話し終えると、】
お人よし何かじゃないさ…。
ただ…間抜けだっただけだ。
【自嘲しながら空を見上げる】
なぁ、今世界はどうなっちまってるんだ。
【浮世離れした事を言いながら空を見上げる黒い瞳には、】
【星も月も写らない、ただ狭間にある闇を見るだけ】
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