【枯れても走ることを】能力者スレ【命と呼べ】
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217: ◆S6ROLCWdjI[sage saga]
2019/05/15(水) 13:35:47.48 ID:h4jMUaMU0
>>216

【川を見たかどうかの問いには、あまりに唐突な話題転換が過ぎたせいかどうか。違うかもしれないけど】
【ぽかんとした顔をして――はいともいいえとも言えず。ただ、涙の痕でひかる頬ばかりが間抜け面】
【まごつくように唇がさざめく、しかし音は立てなくて、けれど続く提案には何かしら、やはり何かしら】
以下略 AAS



218:ドラ ◆UYdM4POjBM[sage]
2019/05/15(水) 20:37:59.06 ID:u+kf3lboo
【ある国、ある自然公園の広場にて】

【ようやくサンドイッチが食べられる事に若者は綻んでいた―――胃に物理的な穴が開いたせいで先月の半ばまで点滴で栄養を取り続けていたためだ】
【"いぶき"での死闘にて"ランスロット"の名を背負う男に敗北し、8時間に及ぶ緊急手術の末に一命をとりとめ、入院を続けており】
【今月の頭に退院、波紋呼吸の影響で内臓はすでに傷がふさがっており、再始動トレーニングに彼は勤しんでいた】
以下略 AAS



219:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2019/05/15(水) 21:14:33.18 ID:RZRkKN870
>>218
【ふと、麗らかな春の陽気に影が差す。ほんの束の間、太陽に雲がかかったように、周囲の明度が一段落ちる】
【遅れてきた冬の名残を思わせる、一陣の冷たい風が吹き抜けたかと思えば──】


以下略 AAS



220:ドラ ◆UYdM4POjBM[sage]
2019/05/15(水) 21:42:26.25 ID:u+kf3lboo
>>219

―――?

【サンドイッチを頬張りながらゆっくり水筒のスポーツドリンクをコップに注いだところで背後からかけられる声に気が付いた】
以下略 AAS



221:名無しのパー速民[sage saga]
2019/05/15(水) 22:19:13.14 ID:Stpt5Ft/0
>>217

【なればそいつはごく曖昧な表情をしていた、――それを言葉に表すためには、三日三晩辞書とにらめっこをする必要があるような、ごく微細なる表情は】
【――けれどやがて苦笑によく似た形に落ち着くのだろうか。頑ななつぼみがほころぶ瞬間のような清廉さをなくした色合いは、咲き進んだばらの綻びにきっとよく似て】
【――――だから指先はせめて感情を整理するかのように社を撫ぜた、――――――――――――――小さな息継ぎの音が聞こえたなら、】
以下略 AAS



222:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2019/05/15(水) 22:23:20.73 ID:RZRkKN870
>>220

 元気──まあ、変わりなくやっているという意味では確かにそうだが、最近は目立った活動もしていないな。
 私は『城』の管理者代行として、冒険者ギルドとの折衝やらに掛かり切りだったから──。

以下略 AAS



223: ◆S6ROLCWdjI[sage saga]
2019/05/15(水) 22:32:26.91 ID:h4jMUaMU0
>>221

…………うわさを聞いた。黒と赤の、めずらしい目の色した女の子が、こんな危険な山に入ってって。
何事もなく帰ってったって聞いた。だから、鈴音だって、わかったの――それで。
そのあとはもう、言ったから、わかってるでしょ? 会いたかったからここに来た、……蛇ちゃんたちが案内してくれて。
以下略 AAS



224:ドラ ◆UYdM4POjBM[sage]
2019/05/15(水) 23:15:17.96 ID:u+kf3lboo
>>222

うふふ、ワケあっての事とはいえ長年アルカトラズ刑務所に服役していた
ぼくに比べたらずいぶん健全じゃないの!『城』に行っても誰もいなかったのは忙しかったからだったのか……
ああ、ぼくが聞いたのはジャンクちゃんからだよ。きみ用のW-Phoneが届いてただろ?彼女に頼んだ奴が
以下略 AAS



225:名無しのパー速民[sage saga]
2019/05/15(水) 23:50:43.75 ID:Stpt5Ft/0
>>223

【「ふうん、そうなの……」】【返事はごく簡素に紡がれた、口元に添える指先は、何かを思い返して/それから何かを納得していた】
【"知って"いる出来事だったし、知っている出来事だった。限りなく"自分"がやったことであり、そうして自分には覚えのないことでもあった。――だとしても、】
【部屋に置かれた蛇の頭骨は見知っていた。――先祖の墓を発くような行いを誰も咎めてはいなかった。そもそもこの場合は墓ですらないから? なんて余談】
以下略 AAS



226:名無しのパー速民[sage saga]
2019/05/15(水) 23:50:58.00 ID:Stpt5Ft/0
>>223>>225

……………………いいの、

【――――ぽつりとした声は少しだけ掠れているように聞こえた。それでも確かに鈴の音を宿していた。ならきっと錆びた鈴の音、貴女の涙で錆びついてしまった?なんて】
以下略 AAS



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