穂乃果「バトル・ロワイヤル」
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14:名無しNIPPER[sage]
2024/09/04(水) 17:51:26.99 ID:gSN/3AS9O
「ううん。交代の時間だよ」

「! もうそんなに経ったんだ……」

千歌が手元の端末に目を落とし、呟いた。
以下略 AAS



15:名無しNIPPER[sage]
2024/09/05(木) 17:43:25.90 ID:Hyeq5EONO
曜としては当然、千歌一人で見張りをさせる訳にはいかないと思った。それでも押し切られてしまったのは、正直、休まないと保たないと思ったからだ。

日付が変わって数時間、曜は体に鈍い疲れを感じていた。ライブが終わった時の心地良い疲れではなく、まとわりつくような不快な疲労感。

誘拐され、聖良を目の前で殺されて、今もまだ殺し合いのゲームに巻き込まれている最中なのだ。神経が参ってしまっても仕方がないと言える。
以下略 AAS



16:名無しNIPPER[sage]
2024/09/07(土) 15:28:56.04 ID:BHfLj9WX0

少し前に(それもそう離れてはいないと思われる距離から)聞こえた爆発音。何が起きたのかは千歌も曜も想像したくなかった。ここを離れようとも考えたが、下手に移動するよりここに留まっている方がまだ安全だと判断した。

「考えても仕方ないよ。無事でいてくれる事を祈ろう」

以下略 AAS



17:名無しNIPPER[sage saga]
2024/09/08(日) 15:15:23.30 ID:q/d6/4BoO
「うん……」

千歌の表情は晴れない。誰にも無事でいられる保証などないことは、千歌にもよく分かっているようだった。


以下略 AAS



18:名無しNIPPER[sage]
2024/09/08(日) 18:28:03.82 ID:ZpQuq6LTO
「曜ちゃん」

曜の思考は千歌の呼びかけによって中断された。千歌はじっと曜の目を見つめている。曜が今何を考えているのか、そこを見れば見透かせるかのように。

「ちょっと前に言った通りだからね。私も……私もやるからね。曜ちゃんにだけ押しつけたりしないからね」
以下略 AAS



19:名無しNIPPER
2024/09/10(火) 18:17:28.40 ID:bonBilDZ0
こんなところで書いてたのか
続き見れて嬉しい


20:名無しNIPPER[sage]
2024/09/10(火) 18:42:27.99 ID:tcWjjeLVO
>>19
こんなところまで見に来て頂けるとは……!

ありがとうございます、相変わらず亀みたいな更新速度ですがよろしくお願いします

以下略 AAS



21:名無しNIPPER[sage]
2024/09/12(木) 20:17:23.46 ID:pTiCDHH50
「千歌ちゃん」

曜が空いていた左手を千歌の手に重ね合わせる。

「私も言ったよ、千歌ちゃんには人は殺せないって」
以下略 AAS



22:名無しNIPPER[sage]
2024/09/14(土) 23:01:35.89 ID:888Vj+naO
02:27 松浦果南




以下略 AAS



23:名無しNIPPER[sage]
2024/09/18(水) 17:56:21.97 ID:fzlLlSi8O
鞠莉はもう……いない。

その上ダイヤまで失ってしまったら、私はきっとどうにかなってしまう。曜が言っていた通り、私がダイヤの側にいても何も変わらないどころか、邪魔になるだけかもしれない。それでも……

「嫌だよ……見捨てられないよ……逃げてなんかいられないよ…!」
以下略 AAS



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