15:名無しNIPPER[sage]
2024/09/05(木) 17:43:25.90 ID:Hyeq5EONO
曜としては当然、千歌一人で見張りをさせる訳にはいかないと思った。それでも押し切られてしまったのは、正直、休まないと保たないと思ったからだ。
日付が変わって数時間、曜は体に鈍い疲れを感じていた。ライブが終わった時の心地良い疲れではなく、まとわりつくような不快な疲労感。
誘拐され、聖良を目の前で殺されて、今もまだ殺し合いのゲームに巻き込まれている最中なのだ。神経が参ってしまっても仕方がないと言える。
「音に注意して見張ってたけど、あれからは何も聞こえてこなかったよ」
千歌が頷き、不安そうに曜を見た。
「果南ちゃんと鞠莉ちゃん、大丈夫かな…?」
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