363: ◆b0/EDFEyC136[saga]
2024/11/02(土) 15:35:56.21 ID:lcqyPAtO0
――――――――――――――――
――――――――
――――
364: ◆b0/EDFEyC136[saga]
2024/11/02(土) 15:38:17.82 ID:lcqyPAtO0
『…………』
……ぼんやりと意識が残っている。眠っているような起きているような……気持ちのいい夢をずっと見ている、そんな感覚。
……パピヨンはもう眠ってしまっているのだろうか。背を向けて眠ってしまったせいで、様子を見ることが出来ない。
365: ◆b0/EDFEyC136[saga]
2024/11/02(土) 15:40:16.49 ID:lcqyPAtO0
『…………パピヨン』
パピヨン「ねえ、アタシお兄さんのこと……大好きだよ。前にも言ったけど、今までも沢山伝えてきたけど……今も変わらず、大好きだよ」
ずしっ……と、パピヨンの体重が掛かる。
366: ◆b0/EDFEyC136[saga]
2024/11/02(土) 15:46:04.69 ID:lcqyPAtO0
パピヨン「お兄さん……っ!ほんと、そういうところが……っ!」
『……キミが大事だからな』
自分の本心を隠さず伝えると、どんどんとパピヨンがヒートアップしていく。彼女の中の何かを、刺激してしまっている……。
367:名無しNIPPER[sage]
2024/11/02(土) 16:21:31.42 ID:JULCxunCo
踏み切ってージャンプー!
368: ◆b0/EDFEyC136[saga]
2024/11/02(土) 17:17:36.15 ID:lcqyPAtO0
『……悪いな』
俺はまた、キミにこんな思いをさせてしまって……でも、今はこれで我慢してくれ。
そう囁いて、俺はパピヨンの顔に唇をそっと近づけて――――。
369: ◆b0/EDFEyC136[saga]
2024/11/02(土) 17:29:48.55 ID:lcqyPAtO0
パピヨン「……じゃあ今日は一緒に寝て、一緒のお布団で」
『……それは』
370: ◆b0/EDFEyC136[saga]
2024/11/02(土) 17:30:46.39 ID:lcqyPAtO0
――――シルヴァーパピヨンとの間に、かけがえのない絆を感じたひとときだった……。
371: ◆b0/EDFEyC136[saga]
2024/11/02(土) 17:34:36.56 ID:lcqyPAtO0
一旦休憩。続きは深夜くらいか明日に。
シルヴァーパピヨン最終イベントです。
372:名無しNIPPER[sage]
2024/11/02(土) 17:42:12.09 ID:UrdJ1j5bo
おつおつー
相変わらず鉄壁のお兄さん理性
でもちょっと、いやかなりデレてない?デレてるでしょ
373: ◆b0/EDFEyC136[saga]
2024/11/02(土) 23:59:06.51 ID:lcqyPAtO0
――スタートダッシュでハナを握り、その小さな体を懸命に動かして、最後の直線までスタミナ全てを燃やし尽くして走りぬく。それが、シルヴァーパピヨンというウマ娘のレースだった。
作戦は要らない、ただただ駆ける。余計な雑念はすべて吹っ飛ばして、必死に前を往く――見る人が見ればその走りは愚かで、合っていない適性も走るスプリンターであると、笑い飛ばすだろう。
394Res/279.79 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20