【安価コンマ】オリウマ娘と共に Part2
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365: ◆b0/EDFEyC136[saga]
2024/11/02(土) 15:40:16.49 ID:lcqyPAtO0
『…………パピヨン』

パピヨン「ねえ、アタシお兄さんのこと……大好きだよ。前にも言ったけど、今までも沢山伝えてきたけど……今も変わらず、大好きだよ」

ずしっ……と、パピヨンの体重が掛かる。

パピヨン「お兄さんさ、アタシをからかいすぎだよ。ずっとずっとアタシに優しくして、卒業後に気持ちを伝えるなんて言って……クリスマスに好きとか言っちゃって」

彼女の顔が近づいてくる、いつもは四つに纏めている青みがかった銀色の髪の毛が、宝石みたいにきらきらと輝いて。ふんわりと、彼女の匂いが鼻をくすぐる。

思わず――見惚れてしまう。

パピヨン「頭を撫でてくれて、手を握りしめてくれて、優しく抱きしめてくれて……そんなことされたらさ、お兄さん……こうなっちゃうんだよ?」

お兄さんが悪いんだよ?なんて言いたげな表情、だけど……こっちまで聞こえてくる、彼女の心臓の音が。

小さく震えている、彼女の手が。

『……落ち着いてくれ、パピヨン』

パピヨン「お、落ち着いてるよ。アタシはずっと……ずっと落ち着いてる」

キスがしたい、お兄さんと一緒になりたい、お兄さんに……アタシのことをもっともっと知ってほしい。ずっと前から思ってたアタシの気持ち、勢いでやってるわけじゃ……ないんだよ?

『……』

パピヨン「お兄さん……抵抗、しないんだね。跨って、お兄さんを押さえてるのに」

『……万が一、キミを傷つけるわけにはいかないからな』

パピヨン「……っ!」




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