684: ◆OX0aJKbZO.0H[saga]
2024/06/18(火) 22:43:57.65 ID:zvonbBpj0
――札幌の街並みをパピヨンと二人でぶらぶらと歩いていると、途中で水族館を見つけた。
まあ折角ならと水族館に立ち寄り。二人で色々と観れたら面白いだろう――そう思ったのだが。
パピヨン「わぁあああああ……!か、かわいっ……!」
685: ◆OX0aJKbZO.0H[saga]
2024/06/18(火) 22:44:32.42 ID:zvonbBpj0
パピヨン「…………別にそんな夢中になんかなってないけど。ちょっと珍しいな〜って思っただけですけど」
『うんうん』
パピヨン「は〜!?何その反応!なっ、別に、アタシ好きじゃないけど!?」
686:名無しNIPPER[sage]
2024/06/18(火) 23:06:58.95 ID:GHigvqfn0
1
687: ◆OX0aJKbZO.0H[saga]
2024/06/19(水) 00:05:35.50 ID:lJQh5VuP0
ファン「――あ、あの!もしかしてシルヴァーパピヨンさんですか!?」
パピヨン「……うん?」
水族館のベンチに腰を掛けて休んでいるとき、突然一人の女性が声をかけてきた。
688: ◆OX0aJKbZO.0H[saga]
2024/06/19(水) 00:06:26.91 ID:lJQh5VuP0
パピヨン「…………お、お兄さぁん」
『……嬉しいなら、何かファンサでもしてあげたらどうだ?」
パピヨン「ふぁ、ふぁんさぁ!?」
689:名無しNIPPER[sage]
2024/06/19(水) 12:25:08.62 ID:Skh/pvDTo
ツーショットチェキ(パピヨンからは言えなさそうなので相手のお願いを許容する形かなぁ)
690:名無しNIPPER[sage]
2024/06/19(水) 16:19:27.39 ID:vXwTf22dO
ペンギン
691: ◆OX0aJKbZO.0H[saga]
2024/06/19(水) 23:15:22.27 ID:lJQh5VuP0
パピヨン「あー……えっと、ねぇ」
……パピヨンの珍しい姿だ。ここまで困っているのは自分でも他の友達でもなかなかお目にかかれないだろうな。
普段あんな言動をしているパピヨンにとって、ファンからの純粋な好意は慣れていないのかもしれない。
692: ◆OX0aJKbZO.0H[saga]
2024/06/19(水) 23:16:16.84 ID:lJQh5VuP0
『…………出来るじゃないか。ふふ、でもなんだ。ちょっと慌て過ぎだな』
パピヨン「……ねえ、お兄さん」
『ん?』
693: ◆OX0aJKbZO.0H[saga]
2024/06/20(木) 00:03:37.14 ID:Kn5Lwoak0
――――水族館を出ると良い感じに日が暮れ、そろそろ晩御飯を食べなくてはいけない時間だった。
……と、いう訳で。
『……すみません、この塩ラーメンと……ウマ娘用のこっちの塩ラーメンを一つ』
694: ◆OX0aJKbZO.0H[saga]
2024/06/20(木) 00:13:37.02 ID:Kn5Lwoak0
パピヨン「――ねえ、もう一軒行こ」
『は?』
――塩ラーメンを食べ終わると同時に、パピヨンは満足そうな顔をしながらそう言う。いやいや、今ラーメンを食べたばかりじゃないか。
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