684: ◆OX0aJKbZO.0H[saga]
2024/06/18(火) 22:43:57.65 ID:zvonbBpj0
――札幌の街並みをパピヨンと二人でぶらぶらと歩いていると、途中で水族館を見つけた。
まあ折角ならと水族館に立ち寄り。二人で色々と観れたら面白いだろう――そう思ったのだが。
パピヨン「わぁあああああ……!か、かわいっ……!」
『ああ、そうだな』
――丁度ペンギンが散歩をしている時間帯だったらしく、パピヨンがそれに釘付けになってしまった。目をキラキラと輝かせ、ぺたぺたと歩くペンギンを目で追い、そのまま一緒に向かって行きそうな勢い。
……彼女が普通に可愛いものとか相応に好きなのは知っていたけれど、こんなにハマるとは。まあ自分も初めて生でペンギンを見たが、ここまで夢中に……夢中になる可愛さだな。うん。
パピヨン「ちょ、お、お兄さん!お兄さん!ついて行こついて行こ!」
『はいはい、ちゃんと周り見てぶつからないようにな』
分かってるに決まってるじゃん!そう言ってペンギンの散歩について行くことになった。
……うん。これだけで今日は来てよかったな、水族館。
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