126:名無しNIPPER[saga]
2023/09/09(土) 21:56:19.37 ID:Me/gvQj3o
捜査チームが最初に手を付けたのは自衛隊の件だった。杖の実験はその日時までまだ幾ばくかの余裕があった。警察と組織については決して看過できないが、自衛隊の件のほうが重要性が高いと判断したのだ。
「それにしても、自衛隊、ですか」
「意外だよね、銃器と魔法の組み合わせなんて。うーん…そもそも自衛隊と魔法の杖が一体どう繋がったんだろう?」
127:名無しNIPPER[sage]
2023/09/09(土) 22:04:24.18 ID:94F21eXuo
学校の社会科見学ってことにして基地に入り込む
先生役大勢の生徒役は自治局の人員から手配
128:名無しNIPPER[saga]
2023/09/14(木) 20:18:58.45 ID:eVdrJoq9o
「偽装作戦です。これから私達はとある高校の生徒と教師に扮し、社会科見学を装って内部に入ります。その後は案内に従いつつ、不動くんの杖の様子をうかがいながらおおよその場所を探し当てていきます」
「なるほど。その後はどうするんですか?」
「見当をつけたら、魔法を使って案内の目から逃れて杖を探します。ただし、魔法の効果時間やその他諸々も考慮すると、そこからは時間との勝負になります。素早く杖を見つけて何事もなく基地から立ち去ることができれば上出来です」
129:名無しNIPPER[sage]
2023/09/14(木) 20:22:58.58 ID:uTt/IOIGo
射撃演習場
130:名無しNIPPER[saga]
2023/09/14(木) 20:34:10.53 ID:eVdrJoq9o
「やっぱり射撃演習場が良いんじゃないですか?」
その言葉を聞いて高木は頷くと、案内係に射撃演習場を見学したい旨を伝えた。
「では射撃演習場に参りましょう」
131:名無しNIPPER[sage]
2023/09/14(木) 20:34:52.95 ID:JdDID3ea0
ん
132:名無しNIPPER[saga]
2023/09/14(木) 21:16:46.49 ID:eVdrJoq9o
隊員たちが射撃を実演する中、異変がないか探したものの、特に何も見つけることはできなかった。そうこうしているうちに見学が終わろうとしている。
「どうしますか、高木さん?」
「…こっちに来てください」
133:名無しNIPPER[sage]
2023/09/14(木) 21:18:10.60 ID:uTt/IOIGo
あ
134:名無しNIPPER[saga]
2023/09/14(木) 21:55:47.96 ID:eVdrJoq9o
「見つけましたか?」
「高木さん、見つかりませんよ〜。不動くんは?」
不動は自分の杖に視線を移す。杖はまだ光り続けている。
135:名無しNIPPER[sage]
2023/09/14(木) 21:56:56.01 ID:yXlVDHwDo
2
乙
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