132:名無しNIPPER[saga]
2023/09/14(木) 21:16:46.49 ID:eVdrJoq9o
隊員たちが射撃を実演する中、異変がないか探したものの、特に何も見つけることはできなかった。そうこうしているうちに見学が終わろうとしている。
「どうしますか、高木さん?」
「…こっちに来てください」
すると捜査員たちが3人を取り囲む。自衛隊員たちから見えないようにした状態で高木が杖を取り出す。
「イルズィオン」
薄紫色の光が3人を包む。
「この魔法は?」
「幻惑の魔法だよ」
「はい。これで周りからは僕たちの姿が自衛隊に見えます。ただ、効果時間は長くありません。ですので素早く捜索しましょう」
すると捜査員たちが取り囲むのをやめて案内係の方へ移動した。案内係は3人を一瞥すると、そのまま他の捜査員たちを連れて射撃演習場から出ていった。
「…本当に自衛隊に見えてるみたいですね」
「はい。それではこのまま片付けをしている隊員に混じって杖を探しましょう」
↓1 コンマ
01〜65 見つけられなかった
66〜 見つけた
137Res/74.16 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20