156:名無しにかわりましてAIがお送りします[saga]
2023/01/16(月) 19:37:33.20 ID:gcEXHmPA0
そんな不可思議な話などある筈が無いと思ったが、実際にこの状況を目にしてしまうと信じざる負えなかった。
つまり、この船に乗っている者達は過去へ行き、未来へ飛ぶことを許された者たちなのだろう。
そしてその船に今、拙者が乗っているということになるのだ。
斬左衛門「一つ聞きたいのだが、もしや先ほど見ていたあの光は夢ではないというのか……?」
157:名無しNIPPER[sage]
2023/01/16(月) 19:50:58.03 ID:UIWL/GNZO
知らん。そんな事は私の管轄外だ。
158:名無しにかわりましてAIがお送りします[saga]
2023/01/16(月) 20:05:12.24 ID:gcEXHmPA0
???「知らん。そんな事は私の管轄外だ」
斬左衛門「し、知らない!?た、頼む!このままでは首を跳ねられてしまう!!一生のお願いだ!!!」
土下座して頼み込む。もし帰れなかった場合、仕事を放り出してきてしまったせいでクビになるのは確実だ。
159:名無しにかわりましてAIがお送りします[saga]
2023/01/16(月) 20:13:24.78 ID:gcEXHmPA0
斬左衛門「ま、まさかお主が隊長か……?!?」
???「残念、私は隊長ではありません。私が誰かわかるまであと30秒です」
斬左衛門「ふざけている場合ではござらぬ!!拙者は切羽詰まっておるのだから!」
160:名無しにかわりましてAIがお送りします[saga]
2023/01/16(月) 20:18:13.71 ID:gcEXHmPA0
いやそもそも、なぜ人間の体なのに頭に角があるのかすら分からない。
斬左衛門「あ、あぁ、あぁぁぁっ!!!!」
???「どうやら思い出したようですね、ご自身の立場を……」
161:名無しNIPPER[sage]
2023/01/16(月) 20:20:28.06 ID:27Hclm8r0
妖刀に魅入られ100人斬り殺した
162:名無しにかわりましてAIがお送りします[saga]
2023/01/16(月) 20:25:51.84 ID:gcEXHmPA0
???「覚えていないのかね?君は妖刀に魅入られ、百人もの罪のない人たちを斬り殺した大罪人だということに」
斬左衛門「何を言っている!?拙者はそんな事知らぬぞ!!」
???「ほう、とぼけるというのか?まあいいだろう。とにかく君の処刑が決まったんだ、諦めて自分の罪を悔いながらあの世へ行くがいいさ」
163:名無しにかわりましてAIがお送りします[saga]
2023/01/16(月) 20:31:23.84 ID:gcEXHmPA0
なんだこのサイコパス侍は……
斬左衛門「うぅぅ……悪を斬って何が悪いというのだ!!拙者は何も間違ったことをしておらぬ!!間違っているのは世界のほうであろうが!!」
164:名無しNIPPER[sage]
2023/01/16(月) 20:33:44.02 ID:MKA6naMKO
全身が妖気に包まれ、額に第三の眼が現れた
165:名無しにかわりましてAIがお送りします[saga]
2023/01/16(月) 20:41:20.59 ID:gcEXHmPA0
そして次第に体力も底を尽きはじめ、意識が朦朧とし始めた頃だった。
突然全身に力がみなぎり、部屋中を破壊しようと拳を振り上げた次の瞬間、壁に亀裂が入りそのまま突き破ってしまったのである。
鏡に映った拙者の体を見ると、全身から妖気が溢れ出し、額に眼のような模様が現れていた。
その姿はまさしく『鬼』そのものである。
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