135: ◆1hbXi1IU5A[sage]
2022/12/07(水) 23:22:56.17 ID:sQ22x4PF0
その時は不思議な問いだと思ったものだ。
だけど再び出会ったあの夜、胸を打ったのは再会の喜びではなく、寂れたステージに飛び込んできた菜々さんの、変わらない笑顔。
136: ◆1hbXi1IU5A[sage]
2022/12/07(水) 23:23:25.75 ID:sQ22x4PF0
コンッ……コンッ……
137: ◆1hbXi1IU5A[sage]
2022/12/07(水) 23:23:55.84 ID:sQ22x4PF0
物思いに耽っていると、誰かが車の窓を叩いていた。
「菜々さん……」
138: ◆1hbXi1IU5A[sage]
2022/12/07(水) 23:24:30.62 ID:sQ22x4PF0
「あぁ〜懐かしいですねぇ〜」
海岸線を車で走っていると、菜々さんは感慨深げに呟いた。
139: ◆xMUmPABXRw[sage]
2022/12/07(水) 23:25:54.85 ID:sQ22x4PF0
すみません。トリップを付け間違えていました。
◆1hbXi1IU5Aは僕です。
140: ◆xMUmPABXRw[sage]
2022/12/07(水) 23:26:42.85 ID:sQ22x4PF0
「……小さい頃の菜々さんは、海を眺めて何を思ってたんですか?」
「えへへ……」
141: ◆xMUmPABXRw[sage]
2022/12/07(水) 23:27:17.71 ID:sQ22x4PF0
「……小さい頃の菜々さんは、海を眺めて何を思ってたんですか?」
「えへへ……」
142: ◆xMUmPABXRw[sage]
2022/12/07(水) 23:27:47.07 ID:sQ22x4PF0
遠い遠い少女時代に、誰からも見向きもされなかった夢を叶えた高翌揚感からなのだろうか。
一通りまくし立てた菜々さんに、一つ魔法をかけてみたくなった。
143: ◆xMUmPABXRw[sage]
2022/12/07(水) 23:28:16.61 ID:sQ22x4PF0
「安部菜々さん、入りました!」
「商店街の皆さん!準備はばっちりです!」
144: ◆xMUmPABXRw[sage]
2022/12/07(水) 23:29:51.30 ID:sQ22x4PF0
【Scene [ FRIENDS ] どうしても君を失いたくない ― 了 ―】
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