ダンテ「学園都市か」前時代史(仮)
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131:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 01:19:41.70 ID:XVB8s0iW0
彼の武力は、その派閥内でも上位であり、
また精神面においては特に抜きんでていた。

無尽蔵の積極性、執念の域に達している正義感、
そして周囲からは異常とさえ言われるほどの強固な善意によって、
以下略 AAS



132:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 01:20:07.96 ID:XVB8s0iW0

こうして速やかに準備が行われた。
ミカエルは魔神たちから訓練を受け、彼の魂も対竜王用に調整された。

魔神の式類は対竜王には使用できなかった関係上、
以下略 AAS



133:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 01:20:34.67 ID:XVB8s0iW0

ミカエルは竜王を恐れていたが、その歩みに迷いはなかった。
なぜなら、それほどまでに恐るべき存在だからこそ、
倒さねばならないと使命感をより強めたからである。

以下略 AAS



134:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 01:21:42.74 ID:XVB8s0iW0
しかし、ここからはいささか予定外の事態となった。
竜王は自我を喪失してそのまま機能停止すると思われていたが、
実際には極度の暴走状態に陥ったのである。

これは想定以上に竜王の欲望、特に食欲が強かったせいだった。
以下略 AAS



135:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 01:22:17.71 ID:XVB8s0iW0

こうして想定外の事態があったものの、
竜王を殺すことなく脅威は排除され、事態は収拾へと至った。

ミカエルはその使命を見事完遂し、
以下略 AAS



136:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 01:22:46.02 ID:XVB8s0iW0
19 火種

竜王の無力化後、賢者と魔女、
そして魔神派はすぐに竜の残骸を精密調査した。

以下略 AAS



137:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 01:23:19.54 ID:XVB8s0iW0

だがこの「魂の苗床」のみを復活させるという案も
また別の点で困難なものだった。

これはもともと竜王だけに託された任であり、
以下略 AAS



138:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 01:23:55.71 ID:XVB8s0iW0

このジュベレウス案に天界主神派は大いに賛同したが、
もちろん賢者と魔女は猛烈な反感を示した。

「魂の苗床」がジュベレウスに接続されるということは事実上、
以下略 AAS



139:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 01:24:26.44 ID:XVB8s0iW0

しかしながら、こうした姿勢はやはり道義上の問題を伴っていた。
これでは侵略するも同然、まるで魔族のような行いだ、
という拒否感が主神派内においてすらも生じたほどである。

以下略 AAS



140:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 01:25:05.48 ID:XVB8s0iW0

こうして、竜王事件で最終的に「勝者」となったのは主神派であった。

天界各派の識者たちは、この主神派のやり方に失望し、
自らをも含めて天界そのものにも失望した。
以下略 AAS



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