164:名無しNIPPER[sage]
2021/09/14(火) 06:59:13.42 ID:U7QiMOza0
1
165: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/09/14(火) 22:10:29.07 ID:uJ9TLURy0
【>>162 >>163 >>164
1.生徒会に入る 2票
2.生徒会に入らない 1票】
決心はついた。
166: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/09/14(火) 22:11:06.77 ID:uJ9TLURy0
早速、アプリゲームをインストールしている時間を利用してユキ先輩とも連絡先を交換する。そして『生徒会(仮)』のチャットへと招待される。
「さっき話した『アレ』の関係でな。悪いが、現段階では『生徒会』のチャットには入れられない。今は仮のチャットだが、あと一ヶ月か二ヶ月もすれば天音も入れてやることができる。決して省いている訳じゃないからな?」
「あ、はい。もちろんです。ありがとうございます」
167: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/09/14(火) 22:11:59.36 ID:uJ9TLURy0
「まぁ俺はどっちでもいいんだが、天音はユキと組ませた方が面白そうだしな。空いてる書記の枠に入ってくれ」
「はい、わかりました」
168:名無しNIPPER[sage]
2021/09/14(火) 22:20:09.85 ID:9UuLd8sG0
あ
169: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/09/14(火) 23:26:28.42 ID:uJ9TLURy0
【>>168
5:Aクラスの神宮】
わたしが生徒会入りを決断した夜。
勧められたゲームが意外にも面白く、『生徒会(仮)』とのチャットを行き来していると、一件の個別チャットが届く。
170: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/09/14(火) 23:27:02.81 ID:uJ9TLURy0
◇◇◇
わたしがロビーに着くと、ソファに腰をかけて携帯を弄る生徒が数名いた。その中で男子生徒に絞り込みをすると0人。
約束の時間まであと十分近くある。彼がもう到着している可能性も僅かながらあったが、さすがに早すぎたようだ。
わたしはエレベーターから近いソファに腰をかけ、人を待つ。その間、何人もの一年生がわたしの隣を通り過ぎて行った。
171: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/09/14(火) 23:27:35.85 ID:uJ9TLURy0
人気の無い落ち着いたベンチに腰をかけ、ゆっくりと話を始める。
「錦山会長から聞いたよ。今日、春宮さんが生徒会に入ることになったって。そして同時に、僕も入ることになったって。Cクラスの立石くんには謝るとも」
「……そのようですね」
172: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/09/14(火) 23:28:07.88 ID:uJ9TLURy0
「理解できないよね、春宮さんには。言い方は悪いけど、君は普通じゃない。良い方向に才能が上振れし過ぎている人間の代表例だ。もし君が普通であることを渇望するとき、それはその他大勢の人が望む普通とは真逆なんだろうね」
言っていることの理解はできる。
実際にわたしは普通であることを何度か望んだことがある。それは、テストで良い点数を取りすぎないこと。限りなく普通を示す平均点を取ろうと努力した経験が昨日のように思い起こされる。
173: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/09/14(火) 23:28:54.07 ID:uJ9TLURy0
結論として。
174: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/09/14(火) 23:29:26.82 ID:uJ9TLURy0
【少し早いですが、今回はここまでにします。
遅筆なこともあってなかなか進まないですが、明日以降はペースアップしていきます。
ほぼダイジェストのような形で早見有紗との放課後、生徒会に入ることが全校生徒に広まる、を行ないます。
その後は中間テストをやります。
中間テストを無事乗り越えた後は特別試験となります。
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