165: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/09/14(火) 22:10:29.07 ID:uJ9TLURy0
【>>162 >>163 >>164
1.生徒会に入る 2票
2.生徒会に入らない 1票】
決心はついた。
わたしはこの学校で、生徒会として─────。
「ん、決まった?」
決意を口にしようとしたとき、ユキ先輩は戻ってくる。内山先輩は意識を失ったまま引き摺られている。脳震盪でも起こしたのだろうか。
そのままズルズルと引き摺った後、その辺りで手放す。元の位置に収まるように、ユキ先輩は生徒会長席に着く。
やや気圧されてしまったところはあるが、それでもわたしの決意は変わらない。
「先輩方が歓迎してくださるのなら、ぜひわたしを生徒会に入れていただけると嬉しいです」
そう言って頭を下げると、
「っし、決まりだな」
「生徒会に入ったら共通のアプリゲーム入れる決まりだからさー、早くインストールしようよ」
「待て乙葉、先に連絡先を交換だろ?」
「……」
床に寝る内山先輩以外は歓迎の意を見せてくれた。
なんだか恥ずかしくもあるが、胸の奥から嬉しいという気持ちが無尽蔵に湧き上がってくる。
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