21: ◆3m7fPOKMbo[sage]
2020/12/29(火) 19:13:56.02 ID:JU0lGUMg0
*音ノ木坂学院理事長室
理事長「…かつて何人ものスクールアイドルが、その悪魔に憑りつかれたわ」
理事長「だから封印していたけれど、解かれたとなると…」
22: ◆3m7fPOKMbo[sage]
2020/12/29(火) 19:15:22.32 ID:JU0lGUMg0
梨子「………!」スマホ開き
梨子(ダイヤさんが…悪魔に…)
梨子「……内浦に。その悪魔が、来る可能性は。Aqoursの誰が狙われやすいですか…?」
23: ◆3m7fPOKMbo[sage]
2020/12/29(火) 19:16:36.40 ID:JU0lGUMg0
黒澤家前
花丸(準備は、出来た)
花丸(朝方、身を清めて白装束。守り刀に酒と塩と柊の枝。あとは写経した用紙の数々)
24: ◆3m7fPOKMbo[sage]
2020/12/29(火) 19:18:46.90 ID:JU0lGUMg0
花丸「よっと…」ギィッ
花丸(本来はそんな家ではない筈。だが、異様に獣臭かった)
花丸(そして、恐ろしい程寒い。吐いた息が白く見えてしまう。太陽はとっくに上っている、白装束一枚とはいえこれほど寒いとは)
25: ◆3m7fPOKMbo[sage]
2020/12/29(火) 19:20:40.62 ID:JU0lGUMg0
ダイヤ?「後ろからこうで」
花丸「つ、壺?」
ダイヤ?「こう!」
26: ◆3m7fPOKMbo[sage]
2020/12/29(火) 19:21:41.55 ID:JU0lGUMg0
ダイヤ?「は、花丸さんせめてルビィに会わせて! ルビィの声を聞かせてほしいの! 話させてほしいの!」
花丸(今ダイヤさんの意識があるのか? それともダイヤさんのふりをしているのか?)
ダイヤ?「どうかルビィに…せめてルビィに! ルビィを一人残したままにはできませんの、せめてルビィが寂しくないように…」
27: ◆3m7fPOKMbo[sage]
2020/12/29(火) 19:22:55.79 ID:JU0lGUMg0
ちかっちROOM
果南「あれ? 二人?」
曜「鞠莉さんがもうすぐ着くって」
28: ◆3m7fPOKMbo[sage]
2020/12/29(火) 19:24:09.02 ID:JU0lGUMg0
ルビィ『――――――ゆ!』
千歌(ひどいノイズだったが、確かにルビィちゃんは肯定した。そして、そこで電話は強制的に途切れた)
千歌「鞠莉さん……」
29: ◆3m7fPOKMbo[sage]
2020/12/30(水) 11:11:11.39 ID:idrw2zS50
善子(ここからダイヤとルビィの家までは、少し歩く)
善子(LINEでは他のメンバーも行くと告げており、リリーが「にんにくをたくさん用意して!」と送ってきた)
善子(私は成田のあの予感が、的中したんだ、と気づく)
30: ◆3m7fPOKMbo[sage]
2020/12/30(水) 11:13:16.28 ID:idrw2zS50
善子(いいえ、今はそんな事をしている場合ではない)
ルビィ「善子ちゃん!? 善子ちゃん…花丸ちゃんが!」
善子「ルビィ! ずら丸はダイヤと中にいるのね? よいしょっと」
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