アイドルと僕
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11:名無しNIPPER[saga]
2020/09/06(日) 22:12:07.95 ID:m7NO/Da6O
「タツヤさん……くん? タツヤくん!」

名前を呼んでどや顔をされた。反応に困りつつも照れてしまって、視線をそらしてしまう。

「めうー、行くよー」
以下略 AAS



12:名無しNIPPER[sage]
2020/09/07(月) 09:14:05.15 ID:fG0ibvvGO
きたい


13:名無しNIPPER[saga]
2020/09/14(月) 00:07:19.74 ID:RNy0wtmvO
自宅に帰ってツイッターで言われた通りに検索すると、彼女の言った名前でアイコンが出てきた。

フォローするボタンをタップして、ツイートを確認する。

ライブの報告や日常のこと、とりとめもなく色々なことを呟いていた。
以下略 AAS



14:名無しNIPPER[saga]
2020/09/14(月) 00:08:11.52 ID:RNy0wtmvO
俺が生まれ育った町は、何もなかった。

山と海はある。周りに住む人たちはみんな顔見知りで優しくて、夜になると星が輝いて虫がさざめく町だった。かと言って、漫画に出てくるような過疎地域でもなく、ショッピングモールや娯楽施設もなくはない。

決して嫌いではなかった。むしろ好きだった。
以下略 AAS



15:名無しNIPPER[sage]
2020/11/25(水) 11:01:04.79 ID:7ykx7FHuO
続き待ってる


16:名無しNIPPER[saga]
2021/04/03(土) 21:43:29.09 ID:i7Q+K0YcO
長らく置いてしまってすみません。
再開します


17:名無しNIPPER[sage]
2021/04/03(土) 22:01:27.37 ID:gOMqN4+yo
うおおおおおおおあ!


18:名無しNIPPER[saga]
2021/05/11(火) 00:19:00.53 ID:BI7vjm55O
環境だけで何かが変わるということはないと、ここに来て気がついた。もしくは、俺自身が何かを為せるほどの器をもっていなかったというだけかもしれないが。

こうやって走る距離を伸ばしたのも、或いは今日見かけた彼女、めう……ちゃん、のように、輝く誰かに焦がれてということなのかもしれない。だとしたら、あまりに単純すぎて自分でも笑えてしまう。

テレビでは俺と同世代のスポーツ選手やタレントがど?活躍する様子が日夜流れ、大学の連中も明らかに俺より優秀だ。今日の彼女のように、誰かを惹き付けるなんてこともできない。
以下略 AAS



19:名無しNIPPER[sage]
2021/05/11(火) 00:29:37.46 ID:8qGe7FDEo
続き!!!!来た!!!
ありがとう!!!


20:名無しNIPPER[saga]
2021/05/11(火) 00:30:02.36 ID:BI7vjm55O
自宅に戻ってスマホの通知を確認すると、めうちゃんからのリプライが届いていた。

冷静に考えると、アイドルから返信をもらうなんて初めてのことで、少し緊張する。

『今日はありがとうございました!??見てくれてる〜って思ってたから、お話できて嬉しかったです。またお会いできるのを楽しみにしています』
以下略 AAS



21:名無しNIPPER[saga]
2021/05/11(火) 00:43:19.53 ID:BI7vjm55O
翌朝、いつも通りに標準的な大学生の起床時間に目が覚めた。陽は上りきっているが、今日の講義は昼からなので、特に慌ただしくする必要はない。

昨日の一曲目に聞いた『shooting?stars』が耳に残っていて、動画サイトを漁ってライブ映像を見つけた。

アスタとは違い、大きく華やかなステージで、彼女たちは歌い踊る。
以下略 AAS



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