五更瑠璃「それで、飲むの? 飲まないの?」高坂京介「わかった……頂くよ」
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5:名無しNIPPER[sage saga]
2020/08/24(月) 21:43:59.95 ID:tDpFUbRvO
「んぐっんぐっんぐっ……ぷはーっ!! くぅ〜っ!! ドクペ美味えーっ!! もう、この瞬間の為に生きてるって感じがするぜ!!」
「いくらなんでも大袈裟過ぎよ」

まるで風呂上がりにビールを煽るサラリーマンのようなリアクションをした京介にツッコミつつ、私もマッカンのプルタブを開けて、甘すぎる練乳入りコーヒーを口に含んだ。

以下略 AAS



6:名無しNIPPER[sage saga]
2020/08/24(月) 21:47:00.47 ID:tDpFUbRvO
「それで、飲むの? 飲まないの?」

即断即決を迫ると、ついに京介は観念した。

「わかった……頂くよ」
以下略 AAS



7:名無しNIPPER[sage saga]
2020/08/24(月) 21:49:21.08 ID:tDpFUbRvO
「なあ、黒猫。ひとつ聞きたいんだけどよ」
「何よ、改まって」

日陰の自動販売機の横で道ゆく秋葉原客を眺めながら、彼は何気なくこう尋ねてきた。

以下略 AAS



8:名無しNIPPER[sage saga]
2020/08/24(月) 21:52:07.24 ID:tDpFUbRvO
というのが、その日起こった全てである。

あくまで主観的なものなので京介があの時、何を思ってあのような妄言をほざいたのかは定かではないが、私はそれなりに傷ついた。

そのまま無言で踵を返して電車に飛び乗り、車内で泣きじゃくるくらいには傷ついた。
以下略 AAS



9:名無しNIPPER[sage saga]
2020/08/24(月) 21:57:04.59 ID:tDpFUbRvO
「ちょっと待って。今、近づけるから……」
『ああ、頼む』

私は何をしているのか。我ながら、愚かだ。

以下略 AAS



10:名無しNIPPER[sage saga]
2020/08/24(月) 21:59:40.89 ID:tDpFUbRvO
「今はこれが……私の精一杯よ」

ちょろっ……と、はしたない水音が響いた。

『フハッ!』
以下略 AAS



11:名無しNIPPER[sage]
2020/08/25(火) 02:43:03.23 ID:+9uYs5vG0
まさかの続編


12:名無しNIPPER[sage]
2020/08/25(火) 08:37:08.92 ID:bmD1qBZ30
よき


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