118: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/08/18(火) 21:24:19.46 ID:8Z5elHuBO
デボラさんがお茶を飲み、深い溜め息をついた。
「この1ヶ月、夜になると原因不明の殺しが起きるんだ。しかも誰がやったかも分からない。
殺されたのは要人が多いけど、堅気も結構殺されてる。女子供もね」
119: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/08/18(火) 21:24:50.29 ID:8Z5elHuBO
第6話はここまで。
120: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/08/18(火) 21:36:37.64 ID:8Z5elHuBO
訂正です。
>>112は「2日前」→「3日前」です。
第5話の後、1日経過しています。
121: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/08/18(火) 22:28:42.34 ID:8Z5elHuBO
設定紹介
ユングヴィ教団
北ガリア大陸で広く信仰されている宗教。一神教ではあるが、神への帰依を強く主張する原理派と、人に交わることを是とする世俗派が存在する。両者の対立の歴史は長い。
122:名無しNIPPER[sage]
2020/08/18(火) 23:11:35.15 ID:wS1nOsRDO
乙
123: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/08/21(金) 20:36:24.00 ID:GUtbYzIjO
第7話
124: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/08/21(金) 20:37:51.96 ID:GUtbYzIjO
エストラーダ候の家は新市街の高級住宅街にある。デボラさんから伝えられた住所に行くと、高い壁で囲まれた邸宅が見えた。
「すごい……お城みたい」
「『七貴族』の家はどこもこんなものだ。まあ、やはり正面から接触するのは至難の業だな」
125: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/08/21(金) 20:38:52.57 ID:GUtbYzIjO
#
バザールに入ると、街中に香る香辛料の匂いがさらに濃くなった。
その空気があまりに刺激的過ぎて、軽く目眩がするほどだ。
126: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/08/21(金) 20:40:42.22 ID:GUtbYzIjO
「と、とにかくだっ。さっさと買って宿に戻るぞ」
魔王は幾つかのドレスをパパッと選んで店主に渡す。
「120万ギラ貰おうか」
127: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/08/21(金) 20:41:29.98 ID:GUtbYzIjO
「……ランパードさん??」
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