102:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 19:13:22.72 ID:34E8RAEK0
それからどのくらいの時間が経ったのだろう..
永遠とも思える宴の時間にも終わりの時がやってきた..
103:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 19:13:50.25 ID:34E8RAEK0
オオオオーーーーーーー!!!!!
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ!!!!!!!!
104:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 19:14:16.03 ID:34E8RAEK0
ーーーーーーー
ーーーーーーー
「ハァ..ハァ..ッ..ギリギリだったわ...これ以上の魔力が注ぎ込まれたら..私の器がもたなかったかもしれない...」
105:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 19:14:42.04 ID:34E8RAEK0
「ウッ!!!」
対する俺は吐き気を抑えきることができず、部屋を飛び出して廊下を駆け出した
トイレに駆け込もうとドアノブを思い切り捻るも、ガチャガチャ..という音を立てるだけでトイレのドアが開くことはなかった
106:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 19:15:10.07 ID:34E8RAEK0
「オエッ!!オロロロッ!!!!!!!!!」
近くにあった窓に駆け寄ると庭に向かって胃の中のモノをぶちまけた
「しょうがなかった..しょうがなかったんだ!!」
107:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 19:15:41.65 ID:34E8RAEK0
「コラーーー!!!京介ーーー!!!アンタ何やってるの!!?」
「ゲゲッ!!お袋!?」
窓の下からお袋の怒鳴り声が響き渡る..
108:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 19:16:09.29 ID:34E8RAEK0
「フフ..トイレには間に合わなかったのかしら?無様ね...先輩」
ドン引きの表情を浮かべている加奈子と、涙目になっている俺の背後に黒猫が姿を現した
109:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 19:16:39.67 ID:34E8RAEK0
「こらー!!京介ー!!アンタ後でお父さんに叱ってもらうからねー!!」
窓の外からはカンカンに怒ったお袋の叫び声が聞こえてくる..
ひえええ!!窓からゲロを吐いていたことが親父にバレたら絶対恐ろしいことになる!!
110:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 19:17:10.56 ID:34E8RAEK0
なぜなら...
ギィィィ....
111:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 19:17:36.18 ID:34E8RAEK0
「アンタ..なに自分が書いたホモシナリオ黒猫に読ませて興奮してるの..?キモッ..!」
「は..はぁッ!?お前何言ってんの!?」
桐乃は心底軽蔑している目つきで俺を睨みつけた
112:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 19:18:04.80 ID:34E8RAEK0
「な..なんだお前突然..!!ま、まさか..さっきの黒猫の朗読..聴いていたのか!?」
「聴いていたのか?じゃないでしょ!?あんなデカい声で朗読されれば嫌でも聞こえるっつーの!!どうせアンタが黒猫に声に出してあのキモイ文章読んでって頼んだんでしょ!?」
「違う!!俺はそんなこと頼んでないし!!そもそも..ホモの話で興奮するわけないだろ!?」
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