国木田「カンタンなんだよ、こ・ん・な・の」
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5:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/11(土) 22:18:08.05 ID:5HEO7PNvO
「つまり、僕だけは特別ってこと?」
「おい変な言い方はよせ。誤解を生むだろ」

たしかに、この国木田だけは例外であった。
俺の狭い交友関係の中で、唯一まともな感性を持ち合わせている男子生徒と言えよう。
以下略 AAS



6:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/11(土) 22:20:33.00 ID:5HEO7PNvO
「すまん。お前にそっち系の趣味があるとは思わなかった。せいぜい谷口とお幸せにな」
「そんなわけないだろ。こんなのただの冗談に決まっているじゃないか。だいたい、僕の片思い相手はキョンも知っているだろう?」

たしかに国木田が鶴屋さんに懸想していることは理解しているつもりだが、あれはもしかしたらカモフラージュという可能性もある。

以下略 AAS



7:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/11(土) 22:23:10.10 ID:5HEO7PNvO
「はあ〜……なんだか、キョンがモテる理由がわかったような気がするよ」
「いやいや、断じてモテていないぞ」
「はいはい。対外的にはそう見て欲しくて、だから男2人で寂しくダンスを踊るわけね」

だから、どうしてそうなるんだ。
以下略 AAS



8:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/11(土) 22:25:58.38 ID:5HEO7PNvO
「よ、よくわかったな。実はさっきから小便がしたくてな。もうはち切れそうなんだよ」
「やっぱり。それならそうと早く言ってくれれば良かったのに。キョンはシャイだなぁ」
「お、奥ゆかしいと言ってくれ」

はて。俺は何を言っているのだろうか。
以下略 AAS



9:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/11(土) 22:28:25.14 ID:5HEO7PNvO
「ここだよ」
「ほう。たしかに景色が良いところだな」
「でしょ? 町を見下ろす高台からの放尿は開放感があって、一度やったら病みつきだよ」

何を言っているんだ、こいつは。
以下略 AAS



10:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/11(土) 22:31:15.96 ID:5HEO7PNvO
「じゃあ、そういうことで」
「あ、待って。僕も準備するから……」

気を取り直して放尿するべく社会の窓を開けると、国木田も慌ててチャックを下ろす。
もちろん、ひとのイチモツに興味など微塵もない俺たちは夕陽に照らされた街並みを眺めながら、しばらくぼうっと突っ立っていた。
以下略 AAS



11:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/11(土) 22:33:36.66 ID:5HEO7PNvO
「国木田。せーので、同時にしよう」
「わかった。キョンに合わせるよ」

結局、最初に言った通り同時放尿を目指すことにしたのだが、これがなかなか難しい。

以下略 AAS



12:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/11(土) 22:36:05.34 ID:5HEO7PNvO
ちょろろろろろろろろろろろろろろろんっ!

「フハハハハハハハハハハハハッ!!!!」

ああ、畜生。くぅ〜夕陽が目に染みやがる。
以下略 AAS



13:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/11(土) 22:42:59.27 ID:5HEO7PNvO
キョンとハルヒの中の人のハレ晴レダンスは往年のファンの皆様にとって、とても嬉しいサプライズだったように思えます。
特にキョンの中の人のダンスの冴えは流石の貫禄で、大いに笑わせて頂きました。
もしもまだ見ていない方がいらっしゃるならば、是非とも見てみてください。

ちなみに作中では谷口の中の人のダンスを爆死と表現していますが、個人的にはとても好きで、こちらもおすすめです。
以下略 AAS



14:名無しNIPPER[sage]
2020/07/12(日) 17:01:15.20 ID:5KOqWlPIo
クヤシイけどちょっと笑った


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