12:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/11(土) 22:36:05.34 ID:5HEO7PNvO
ちょろろろろろろろろろろろろろろろんっ!
「フハハハハハハハハハハハハッ!!!!」
ああ、畜生。くぅ〜夕陽が目に染みやがる。
真っ赤な西日に染まった尿は、まるで血尿のごとぐ真紅に色づいており、幻想的だった。
これそまさしく、『マジック・アワー』ならぬ、『マジック・シャワー』である。
恐らく羞恥によって耳まで真っ赤であろう俺の顔面もこの夕焼けのせいにすることが出来るのは不幸中の幸いと言えるが、それはどうやら国木田にとってもそうだったらしく。
「ん? どうした、国木田。顔が赤いぜ?」
「っ……きっと、夕陽のせいだよ」
まあ、そういうことにしておいてやるか。
誰にだって、一時の気の迷いはあるさ。
わざわざその深き迷宮に迷い込んで、男の友情にヒビを入れる必要はあるまい。
「それで……いつする?」
「なんのことだ」
「ダンス……一緒に踊るの」
国木田とハレ晴レ愉悦ダンス。胸が躍るな。
それはきっと、谷口とよりは愉しいだろう。
もしも国木田が女装したならば、なお良し。
「ひとまずお互い仕舞ってから考えようぜ」
「あ、うん」
いそいそとイチモツも仕舞いながら、今度連れションする時は絶対に負けてなるものかとリベンジを誓いつつ、存外、男の友情というのも悪くないものであると、認識を改めた。
【キョンと国木田の友情】
FIN
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