120:名無しNIPPER[saga]
2020/05/01(金) 22:16:58.66 ID:TaaH9Z3P0
「こんな所ですかねー」
「ありがとうございます。では、クラリスさんからも」
121:名無しNIPPER[saga]
2020/05/01(金) 22:27:27.95 ID:TaaH9Z3P0
どこかで聞き覚えのある話でした。
さてどこで聞いた話だったかなと考え込みそうになりましたが、
ふと、慈しむようにブローチを撫で続けるクラリスの指先が目に留まります。
122:名無しNIPPER[saga]
2020/05/01(金) 22:40:42.51 ID:TaaH9Z3P0
「……うん。結構スッキリ、し?」
「……うんー……?」
123:名無しNIPPER[saga]
2020/05/01(金) 23:03:21.07 ID:TaaH9Z3P0
「……うん」
「こすえたちをー……みてたりー……
みてなかったりー……こたえてくれたりー……はなしてくれなかったりするー……」
124:名無しNIPPER[saga]
2020/05/06(水) 22:03:09.95 ID:EfLG+Erp0
【X】アヴァンチュール
「そうだったなぁ……赤かったよ」
125:名無しNIPPER[saga]
2020/05/06(水) 22:15:36.22 ID:EfLG+Erp0
「後は、ハエが凄かったかしら」
「あぁ。そう、そう! あれは凄かった……何だったんだろうな」
126:名無しNIPPER[saga]
2020/05/06(水) 22:23:06.45 ID:EfLG+Erp0
今よりも少しだけ若い二人が笑い合う写真の数々。
自身が生まれるよりも前の記録を、加蓮は興味深そうに眺めていました。
雄大な景色を収めた写真に、何故撮ったのか全く分からない写真。
127:名無しNIPPER[saga]
2020/05/06(水) 22:33:53.62 ID:EfLG+Erp0
◇ ◇ ◆
「――ちゃん。加蓮ちゃん」
128:名無しNIPPER[saga]
2020/05/06(水) 22:43:39.40 ID:EfLG+Erp0
事前のリサーチによれば、あの場所は何と『天国に一番近い島』。
なら、遥か空から見下ろしている自分達は、もう天国の住人だったりして。
129:名無しNIPPER[saga]
2020/05/06(水) 22:53:09.40 ID:EfLG+Erp0
「卯月」
「?」
130:名無しNIPPER[saga]
2020/05/06(水) 23:01:28.96 ID:EfLG+Erp0
◇ ◇ ◆
まだ撮影も始まっていないというのに、
エメラルドブルーを目指し、シンデレラ達は我先にと裸足で駆けて行きました。
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