130:名無しNIPPER[saga]
2020/05/06(水) 23:01:28.96 ID:EfLG+Erp0
◇ ◇ ◆
まだ撮影も始まっていないというのに、
エメラルドブルーを目指し、シンデレラ達は我先にと裸足で駆けて行きました。
「置いてかれるぞ?」
「海は逃げないでしょ」
「まぁな」
いつ見てもスーツ姿のプロデューサーですが、
今回ばかりはさしもの彼もそうは言っていられないようです。
足にはサンダル、下はチノパン、上はシンプルなポロシャツと、
彼にしては随分とラフな出で立ちです。
「しかしまぁ、呆れるくらい碧いな」
「ね」
透き通るような海に、抜けるような空。
贅沢に過ぎる景色を背に、少女達がそれはもうはしゃぎ合っています。
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