129:名無しNIPPER[saga]
2020/05/06(水) 22:53:09.40 ID:EfLG+Erp0
「卯月」
「?」
「アイドルって、凄いんだね」
家を出立する際、両親は彼女を見送ってくれました。
不安に押し潰されそうな表情ではなく、
薄く何かを誇るような笑みを浮かべて。
「さーて。記念すべき一歩目の土は硬いか、軟らかいか……」
「着くのは空港ですし、しばらくコンクリートだと思いますよ?」
「……」
「ふひゃ、はゆっ……!? ふぁれんひゃ、なんへぇ……?」
卯月の頬を軽く引っ張ります。
純国産のそれは大変柔らかく、良い具合でした。
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