男「それは、宇宙の彼方」
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104: ◆qhZgDsXIyvBi[sage saga]
2021/12/15(水) 21:49:11.55 ID:ECNFnKQ+0
男「えっと、教室閉めるから」

 少し遠くから声を掛ける。

女「……」
以下略 AAS



105: ◆qhZgDsXIyvBi[sage saga]
2021/12/15(水) 21:49:47.30 ID:ECNFnKQ+0
女「ついてきて」

 彼女は席を離れて、教室を出ていく。

男「いや、ちょっと、待って!」
以下略 AAS



106: ◆qhZgDsXIyvBi[sage saga]
2021/12/15(水) 21:52:17.07 ID:ECNFnKQ+0
 何故だろう。

 彼女のことは今日会って、どんな人間なのかも一切わからないにも関わらず。

 「ついてきて」と一言言われた俺は、自然とその指示に従ってついていっている。
以下略 AAS



107: ◆qhZgDsXIyvBi[sage saga]
2021/12/15(水) 21:53:09.35 ID:ECNFnKQ+0
 のだが。

男「……!」

 急に彼女が止まり、ぶつかりかける。
以下略 AAS



108: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2021/12/15(水) 21:56:09.01 ID:ECNFnKQ+0
男「えーっと……離れないのか?」

女「うん」

 それは非常に困る。
以下略 AAS



109: ◆qhZgDsXIyvBi[sage saga]
2021/12/15(水) 21:56:35.90 ID:ECNFnKQ+0
男「仕方なくだからな」

 彼女の肩にそっと手をやり、身体を離した。

女「……」
以下略 AAS



110: ◆qhZgDsXIyvBi[sage saga]
2021/12/15(水) 21:58:16.21 ID:ECNFnKQ+0
 ただ彼女をこのまま放っておけなかった。

 何かがあるような気がする。

 これはただの勘でしかないが。
以下略 AAS



111: ◆qhZgDsXIyvBi[sage saga]
2021/12/15(水) 22:01:37.38 ID:ECNFnKQ+0
男「えーっと、なんかの冗談なのか?」

 少し呆れた俺は頭をめんどくさそうに掻く。

 おまけにアクビも出る。
以下略 AAS



112: ◆qhZgDsXIyvBi[sage saga]
2021/12/15(水) 22:04:48.83 ID:ECNFnKQ+0
女「……」

 彼女は『それ』に向かっていく。

男「いやいや」
以下略 AAS



113: ◆qhZgDsXIyvBi[sage saga]
2021/12/15(水) 22:06:11.50 ID:ECNFnKQ+0
男「おじゃまします」

 自然と中に入ると、俺はそう言っていた。

 中身は外側の灰色の鉄の色同様に生活感の無い色をしているのかと思いきや。
以下略 AAS



114: ◆qhZgDsXIyvBi[sage saga]
2021/12/15(水) 22:07:28.44 ID:ECNFnKQ+0
 ここまで似ていると不気味過ぎる。

男「どうなってんだこれ……」

?「今回はお早いですね」
以下略 AAS



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