北条加蓮「藍子と」高森藍子「3月の終わりで4月が始まる頃のカフェで」
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10:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/22(日) 18:31:07.18 ID:XFWFFJ940
加蓮「藍子、まだ冬が恋しかったりする?」

藍子「?」

加蓮「だってさー。食べてる間に、ときどき暖炉の方にすり寄ってたみたいだし?」
以下略 AAS



11:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/22(日) 18:31:36.33 ID:XFWFFJ940
藍子「名残惜しいですけれど、暖炉ストーブの前でゆっくりと温まるのも、また来年ですね」

加蓮「来年にできることだったら付き合うよ?」

藍子「ありがとう、加蓮ちゃんっ。……ふふふ〜」
以下略 AAS



12:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/22(日) 18:32:06.55 ID:XFWFFJ940
加蓮「こうして話してると、冬が終わったのがなんだか寂しくなっちゃうね」

藍子「そうですね。……寂しくさせちゃいましたか?」

加蓮「そうかもね。でも、寂しくても悲しくはないから……。こういう気持ちを共有するのは、悪くないんじゃない?」
以下略 AAS



13:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/22(日) 18:32:36.06 ID:XFWFFJ940
加蓮「春、って言えばさ……」

藍子「加蓮ちゃん?」

加蓮「んー……。相談。ちょっといい? 別に重いヤツじゃなくて、……ただ、ちょっとだけ真剣に考えてほしい話」
以下略 AAS



14:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/22(日) 18:33:06.83 ID:XFWFFJ940
……。

…………。

加蓮「……なかなか来ないね?」
以下略 AAS



15:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/22(日) 18:33:37.04 ID:XFWFFJ940
藍子「コーヒーのいい香り……♪」

加蓮「ハーブティーとコーヒーで悩んだけど、いつも通りを演出した方がいいと思った、だってさ」

藍子「もしかしたら店員さん、加蓮ちゃんのお話を聞いちゃったのかもしれませんね。それで――」
以下略 AAS



16:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/22(日) 18:34:06.93 ID:XFWFFJ940
加蓮「いただきまーす」ズズ

藍子「いただきます」ズズ

加蓮「ふうっ……」
以下略 AAS



17:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/22(日) 18:34:36.84 ID:XFWFFJ940
加蓮「クリスマスにプレゼントを配ってから、少しずつそういうファンレターとか、応援のメッセージとかが届くようになってさ」

加蓮「それは……まぁ、なんていうか」

加蓮「覚悟……」
以下略 AAS



18:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/22(日) 18:35:06.78 ID:XFWFFJ940
加蓮「春ってさ、入学したり、進学したり……色んなことが始まる季節じゃん。だから、何かを始めたいなって思うよね」

藍子「そうですね。新しいことや、今までやったことのないことも、春に勇気をもらえれば、思いきって始められます」

加蓮「そのファンレターにも、そういうことが書いてあったの」
以下略 AAS



19:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/22(日) 18:35:38.29 ID:XFWFFJ940
加蓮「あと……優等生っぽく片付けて、終わっちゃった気になったけどさ。もうちょっと、頑張ってみてもいいかな、なんて……」

加蓮「あははっ。無理するなって、藍子は言っちゃうかな?」

藍子「くすっ♪ 言いませんよ。でも――」
以下略 AAS



20:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/22(日) 18:36:06.17 ID:XFWFFJ940
藍子「加蓮ちゃんが今までやったことのないことをやって、それを見せてあげたら、自分もやってみようっていう気持ちが、もっと強くなるかもしれません」

藍子「それに――」

藍子「……言っても、いいですか?」
以下略 AAS



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