上杉風太郎「一花、お前はかわいいよ」中野一花「ッ……!」
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3:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/03(火) 23:18:49.45 ID:elO9kpWFO
「勉強って、こんな朝っぱらからフータローくんはお姉さんに何を教えて欲しいのかな?」
「教えるのは俺だ」
「わお! いつになく大胆ね!」
「ふざけるのはやめろ」

以下略 AAS



4:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/03(火) 23:21:29.81 ID:elO9kpWFO
「起きろ、一花。起きて、勉強をしてくれ」
「条件があります」
「じょ、条件、だと……?」

目の前で二度寝されて困り果てた家庭教師に、生徒の私は図々しくも条件を突きつけた。
以下略 AAS



5:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/03(火) 23:24:12.19 ID:elO9kpWFO
「まずは、ウォーミングアップをしましょう」
「ウォーミングアップ?」

この場合はウェイキングアップのほうが正しいのかも知れないけど馬鹿な私にはわからない。

以下略 AAS



6:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/03(火) 23:26:05.66 ID:elO9kpWFO
「あはは。フータローくん、顔真っかだよ」
「お、お前な……物事には限度ってもんが」
「もしよかったら、ちょっと触ってみる?」

揶揄い半分で彼の手を胸元に誘おうとすると。
以下略 AAS



7:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/03(火) 23:27:37.14 ID:elO9kpWFO
「ねえ、フータローくん」
「話しかけるな。今、素数を数えてる」
「何かお話を聞かせて」
「71、73、79……なんだよ、お話って」
「なんでもいいから、話して」
以下略 AAS



8:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/03(火) 23:30:10.90 ID:elO9kpWFO
あるところに、5匹に子豚が居ました。
5匹の子豚は一軒の家に身を寄せて、時には喧嘩をしつつも仲睦まじく暮らしていました。

そんなある日のこと。

以下略 AAS



9:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/03(火) 23:33:37.60 ID:elO9kpWFO
「続きって、さっきのお話しの?」
「ああ、そうだ。実は続きがある」
「ふん。聞くだけ、聞いてあげる」

言外に次はないと告げると彼は生唾を飲んで。
以下略 AAS



10:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/03(火) 23:35:27.24 ID:elO9kpWFO
「な、なにも泣くことはないだろう!」
「だ、だって、だって……ふぇええん」

堰を切ったように泣きじゃくる私をみて、またもや狼狽した彼は、ややあって、おずおずと。

以下略 AAS



11:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/03(火) 23:37:04.11 ID:elO9kpWFO
「ねえ……フータローくん」
「なんだ?」
「君は私に甘えられたら、迷惑、かな……?」

尋ねながら、自分の正気を疑う。なんだそれ。
以下略 AAS



12:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/03(火) 23:39:08.35 ID:elO9kpWFO
「い、一花、流石にくっつきすぎだろ」
「兄妹なんだから平気よ」
「そんなわけあるか!」
「私をらいはちゃんだと思って接して」
「んなこと言われても……」
以下略 AAS



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